証券ビュー

趨勢下降線上 ジリ貧の相場だ (2015.10.26)

昭和の風林史(昭和四八年十月十三日掲載分)

相場の趨勢はジリ貧である。
戻り売りである。出回り期の下げ相場だ。
高値買いつき玉がシコル。

「山雨に暮ゆく庭の楓かな 流木」

>>続きを読む

日銀の轍踏むFRB 10、11月間違うと来年棒に振る (2015.10.26)

前週末急反発。主力中心に戻した。起き抜けNYダウ320ドル高を受けたもので、22日ECB総裁の切羽詰まった追加緩和示唆が主因。必要なら12月の次期理事会であらゆる手段をとるという。

>>続きを読む

供給過剰でも 錯覚すると買う (2015.10.23)

昭和の風林史(昭和四八年十月十二日掲載分)

ありありと供給過剰の小豆を、
人々は、なにに酔っているのか強気したがるので
変なぐあいだ。

「行く秋の鐘つき料を取りに来る 子規」

小豆相場を見ていると、なんとしても買いたがる。

買いは陽気。売りは陰気。
人間誰しも明るいほうを好むものである。

>>続きを読む

流動性の低下目立つ 巻き戻し一巡やり場のない11月 (2015.10.23)

 売り一巡から下げ渋り後場反落。材料株の個別物色にとどまった。21日の米国10年債利回り2.0228%に対し、22日1ドル119.66~76円で推移。このままなら来週米利上げ、追加緩和見送り。

>>続きを読む

売り方針堅持 落日は釣瓶落とし (2015.10.22)

昭和の風林史(昭和四八年十月十一日掲載分)
よく買いついたあとだけに、
下げも案外深いように見える。
ジリ貧か?ドカ貧か?。売り一貫。

「ひとりではなく独りの土瓶蒸し 龍男」

下げるために上げたようなものである。
今は相場に芯が無いから、上げると必ず下げる。

>>続きを読む