証券ビュー

あく抜け近い 木曽路 7月7日 (2015.07.06)

大阪府警の処分待ち 

2Q締まると需要期3、4Q一変

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木曽路(8160)は水面下。1Qじわり浮上。あく抜けが近い。昨年8月に発覚した食肉偽装問題で消費者庁の行政措置命令をすべて実行。唯一、3月大阪府警に書類送検された不正競争防止法違反の疑いが残り処分待ち。

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七千円台売り 新値抜けは無理 (2015.07.06)

昭和の風林史(昭和四八年六月二十八日掲載分)

小豆、手亡とも各地さまざまな納会。
今年も半分過ぎて、
来月は二日新ポの荒れる月。

「白玉の艶を消したる砂糖かな 草城」

水準が高いだけに、その値動き幅も大きい。

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消去法で日本の出番 ちまたで噂の東アジア共同体 (2015.07.06)

前週末模様眺め。後場、次第に持ち直した。先物の買い戻しとみられる。ギリシャの世論調査で緊縮受け入れ賛成の増加が伝えられ、一時7%以上急落した上海総合指数に当局の介入があった模様。急場しのぎに違いないが、

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もの憂い場面 人気は離散傾向 (2015.07.03)

昭和の風林史(昭和四八年六月二十七日掲載分)

千円高をする相場ならお化けだし、
千円安なら買いたい人が多い。
なんとなく厭いてきた感じ。

「ざぶざぶと素麺さます小桶かな 鬼城」

道農務部の作付け面積の発表が、
また先にのびた。
発表の数字いかんによって
相場に影響するところ大であるだけに、
いろいろと事情があるのかもしれない。

そうなると、相場の手がかりがなくなる。
見ていると、何となく、
もの憂い感じだ。飽きる。厭いた
―そんな風情(ふぜい)だ。

また全般に投機家の目は
砂糖相場に移っている。
ゴムと砂糖が人気商品だ。

小豆は少々荒れすぎた。
あきれてしまった人も多い。
〝危険があぶない〟という。
危険であぶない―ではない。
危険が―である。
そのような日本語はない。
しかし実感としてはピタリだ。

味つけするかのように閑な市場で
大石の手が目立つ。達者なものである。

それと手亡の相場が
毎日水準を上げていく。
手亡は弱気するところがない
と誰もがいうけれど人気がない。

人気というものは、なにによらず
少し間の抜けたところがなければ
つかないもので
一分のスキもないものに人気は寄らない。

山文産業の週刊商品相場の研究は
「小豆二万五千九百円も。
手亡一万八千五百円も」
―と書いてある。―も、という事は、
―もある(かも、しれない)
というニュアンスである。

高値を掴んで、
なにかで希望を持とうと思う人は
山文情報を申し込まれるとよい。
非常によく当たっているという評判だ。

相場新聞は、全般に市場人気を反映して
小豆は逆張りということになっている。
ほかに書きようのない場面である。
しかし手亡は、すべて強気だ。

こういう時には、
ものを言わぬほうがよいのかもしれない。

高いところ、強く見える節は売ってくる。
皆さんよくご存知である。
安い場面は買う。
なるほど、クロウトばかりだと、
思うことは一緒である。

ホクレンは産地の現物を移動して、
東穀市場の七月新ポ(二日)からの
〝長期早渡し〟に準備しているそうだ。

限月間、各市場間のサヤが微妙になる。

それにしても、なんとなくもの憂い。
これでこの小豆が千円高でもすれば
お化けであろうし、
千円安は買いたいところか。

●編集部註
幽霊と相場は寂しい場所が大好き といわれる。

【昭和四八年六月二六日小豆十一月限大阪一万六六四〇円・七〇〇円高/東京一万六七八〇円・七〇〇円高】

来週明けからパートII 膠着状態でも個別に値を飛ばす (2015.07.03)

戻り一巡。伸び悩んだ。日経平均を見ると、6月24日の高値2万0952円と29日の安値2万0093円の半値戻し2万0522円に一致。ドンピシャの引け。市場がギリシャと折り合いをつけたことがわかる。

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