証券ビュー

TPP考(中)   10月29日    紫玉庵 (2011.10.28)

ウォール街を占拠せよ

日本のソフトを求める世界

 

消費者に歓迎されるものを

作らない限り、価格が安くても、

日本では売れません。

マーケットで何が売れているのか、

今、一番見つめているのは、

中国とアセアン諸国です。

「日本人が買っているなら安心だ」

「日本で売れたら世界で勝てる」

と真似しようとしています。

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来年のエース2社登場 新たなものはらむ2012年 (2011.10.28)

26日のEU首脳会議を巡りすったもんだ。27日ギリシャ債務50%減免が伝えられたものの消化難。依然、買い戻しと戻り売りが交錯している。ロンドンで26日円ドル75円71銭をつけ連日高値を更新した円高が手がかり。民間負担率50%にしても蟻地獄のまま。

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TPP考(上)   10月28日    紫玉庵 (2011.10.27)

24の分野に規制緩和

対日本が明白な米国の意図

円高、ドル安といって、

日本に大量の米国製品が入るでしょか。

米国産農産物でいえば、

従前から遺伝子組み換え、

緩い安全基準、大量の添加物、

など心配されます。

いま、日本の消費者は、

農作物や食品に放射線量から

農薬・添加物にきわめて敏感になっています。

常に、意識しているのは、

一体、誰が、どのように、どのような気持ちで、

こうした食品をつくり、供給しているか。

誰なら、安心して買うことができるのか、

相手を見つけたいということです。

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正確に時を刻む円高 中国経済は成長のための成長 (2011.10.27)

売り一巡後下げ渋り。膠着状態が続いている。明けても暮れても欧州信用不安、米国の景気減速、タイ洪水、円高など大半織り込み済み。踊り場を迎え乱高下の範疇。決め手に欠けるためだ。25日に円ドルが4日ぶり75円73銭をつけ高値を更新したが、財務相は「あらゆる措置を排除しない」の一点張り。FRBが11月追加緩和に踏み切ったところで、日銀も追随するとみられ、ものみな時間稼ぎの進行。26日に延期したEU首脳会議を前に、根回ししていた財務相理事会まで同日開催延期を表明し先送り。世界が欧州時間で回るようになった。

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タイ立ち上げ 旭化学   10月26日 (2011.10.26)

震災に円高こなし続伸

日本、中国、タイ3国生産体制

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旭化学工業(7928・JQ)は続伸。震災に円高をこなし堅調。7月タイに生産子会社を立ち上げ、1年後稼働する見通し。新工場は首都バンコクの南、車で20分の高台にあり、洪水に見舞われた北部に対し問題ないという。計画通り電動工具部品、自動車部品等プラスチック製品の生産に入る予定。01年中国崑山立ち上げから10年。前期28億9600万円(営業利益2億1500万円)と国内に肩を並べ、来年以降タイでも同規模の生産拠点になる見通し。

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