証券ビュー

ドジョウ総理(上)   11月2日   紫玉庵 (2011.11.01)

反TTP急速に拡大

詰んでいる日本の戦後体制

11月12日のハワイAPEC閣僚会議の前に、

政府の正式方針を出しておきたいというが、

民主党では野田政権以前、

実際は3・11の地震が起きる前から

TPP参加の方針を決めていた。

急速に拡大する反TTPの声は、

今月に入ってから何をもたらすだろうか。

国会議員の動きに注目です。

私の考えは話題を大きくして、

アメリカの「99%」

と組める体制を作るべき。

特に、農作物・食品の安全について、

日本基準をスタンダードにすることを求めないと。

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プレーヤー挙げて消耗戦  半端な介入に米国株の先物安 (2011.11.01)

31日シドニー発、円ドル75円32銭で始まった週明け。タイの洪水バンコク中心部に南下も伝えられ売り先行。前場中頃まで見送られた。しかし、10時25分頃に政府が円売り介入。セットといわれる27日の日銀追加緩和5兆円を受けたもので、一転79円台半ばに3円以上円安。表に出ない即死者続出という。財務相は納得いくまで続行表明したが、単独だけに一時しのぎ。買い戻し一巡後元の木阿弥。市場も時間稼ぎになってきた。

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計画上回る 石塚硝子 11月1日 (2011.10.31)

1Q発表が手がかり

34Q採算改善見どころ

企業HPご案内 前回の企業レポート

石塚硝子(5204)は上振れ。比較的堅調な折り返し。通期でも計画を上回る見込みだ。929日の修正発表によるもので、震災直後を物語る720日の発表が手がかり。連結6%増収、58%営業増益と予想以上。飲料水不足に伴う紙容器・PETプリフォームの受注増が先行した。

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復興優先が不幸中の幸い 跳ね返るウォール街の逆襲 (2011.10.31)

10月27日、伸るか反るか市場が答えを出した。EU包括策合意を巡るもので、NYダウ339ドル高、ナスダックが87ポイント高。金・原油先物も高い。29日に世界レベルの抗議デモを控えウォール街の逆襲。翌28日、全面高につながる買い戻し。兜町に跳ね返っている。27日は、米GDP2.5%増(7~9月)のおまけつき。ところが、NYで円ドル75円67銭の新高値。日銀の追加緩和を受けてドルロングが円売り介入待ち。なければ投げが出るという。欧州、米国、中国挙げて粉飾の限りを尽くす消耗戦。日本も巻き込まれているが、政府が27日明らかにした欧州安定基金(EFSF)出資見送り。復興優先が不幸中の幸い。

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TPP考(下)   10月31日    紫玉庵 (2011.10.29)

ハードの背景にあるソフト

誠実でありたい70億人との連携

 

農業は国内問題の典型ですが、

このままではTPPに参加する・しないにかかわらず、

衰退してしまいます。

農業分野の立て直しは

20~30年という期間にわたって

議論されていますが、

状況は悪くなるばかりです。

TPPで問題となっている農業以外の

分野はどうでしょうか。

社会保障の分野はどうでしょうか。

医療制度は高齢化と人口減少で崩壊寸前です。

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