証券ビュー

群雄割拠の下剋上相場 2025年にガラガラポン (2011.11.16)

躊躇なく戻り売り。見送られた。14日落札されたイタリア国債5年物の利回り6.29%がきっかけ。10月を1%弱上回り最高。30億ユーロ(3150億円)というが、トップ交代後も上昇しやり繰りが大変。12月、来年1月もきつい。英米がECB関与をせかしているが、FRBも同じ穴の貉。どちらか回らなくなると共倒れ。世界中、ガラガラポンにつき合わされる。

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下値切り上がる サンゲツ   11月16日 (2011.11.15)

震災対応5月にめど

懐深く関連分野に開拓余地

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サンゲツ(8130)は続伸。2Q連結累計堅調な折り返し。吹っ切れたようだ。震災対応5月にめど。仙台支店中心に機能回復。東北6県で前半30%増収という。構成が全体の5%とはいえ明るい材料。その後台風が子会社のエクステリア事業に特需をもたらし後半寄与。前期7500万円営業赤字だった子会社の照明器具事業も前半1億4200万円営業黒字転換。住宅着工が4~9月6.1%増(9月10%減)だけに7、8ヵ月後インテリア需要にはね返る見込み。予断を許さないが上方修正も考えられる。

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経済の力学が決め手 来年1~3月現在と逆の展開 (2011.11.15)

週明け買い戻しが入り後続なし。しらけ返っている。インデックス商いによるもので、ギリシャ、イタリアの新体制を好感。それまでという経過。とりつくシマがない。双方トップ交代程度で事態改善を見込めないためだ。NYダウは9日389ドル安に対し、10日112ドル高、11日259ドル高とほぼ全値戻し。11日はディズニーが6%上げダウ寄与一巡の印象。

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ジャンプ前の印象 名工建設   11月15日 (2011.11.14)

今、来期足踏み状態

リニア着工新たな手がかり

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名工建設(1869)は6月に70周年。次世代2度目の足固め。ジャンプ前の印象である。直近3期歩留まり改善によるもので、市場縮小、リーマンショック、震災、円高にもまれ堅調。安全・品質確保、技術向上など意欲的。もう一皮むけそうだ。2014年度リニア中央新幹線着工が新たな手がかり。JR東海は年内アセスメントに踏み切る意向で10月から沿線説明会スタート。27年東京‐名古屋間開業を目指し、ゆうに工事10年以上。延べ5兆4000億円といわれるプロジェクト。名古屋駅新ビル、リニア新駅、中間駅、関連施設など受注が見込まれる。このほかJR名古屋駅北の旧本社約600坪再開発。旧名古屋中央郵便局や三菱地所の大名古屋ビル建て替え、笹島貨物駅跡地再開発を控え案件続出。クラレや伊藤忠が本社を移した大阪駅前、梅田北ヤード着工と似たような経緯。

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ロイターと時事通信   11月15日   紫玉庵 (2011.11.14)

中国の欧州支援暗礁に

米国も欧州も政治的にしたたか

ロイターの記事です。

中国の欧州支援が暗礁に=関係筋

 

[北京 11日] 欧州債務問題の早期収束に貢献するための資金拠出に前向きな姿勢を示した中国だが、同政府が実施条件として掲げた3つの外交的要求を欧州が拒否したことから、交渉は暗礁に乗り上げている。2人の関係筋が明らかにした。同筋によると、中国は欧州に対する資金支援を行う見返りとして、国際通貨基金(IMF)での影響力拡大か、世界貿易機構(WTO)における市場経済国の認定、または中国に対する欧州の武器禁輸措置の解除のいずれかの実施を求めている。

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