ちゃぶつき波乱含み 半年後に内需関連が沸き返る (2011.09.01)
一転して反落。引けに戻したが波乱含みだ。NYダウが追加緩和期待を手がかりに3連騰。早ければ2日、遅くても20~21日頭打ちになるとみられる。改めて9月の米雇用統計発表、FOMCに注意。債務上限引き上げと米国債格下げの縛りを受け、金融政策一辺倒の限界が予想される。市場がブレーキを踏まないと、世界中混乱するしくみ。寄り前、7月の鉱工業生産指数が前月比0・6%プラスと伝えられ響かず。9月を迎え、平時ならぬ有事の備えが必要のようだ。新首相のもと、党役員の人事に挙党体制の印象。
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欧州に財政危機の源泉 米国も延長上で転落の瀬戸際 (2011.08.31)
29日NYダウ254ドル高、ナスダック82ポイント高。ギリシャ大手2行合併がきっかけという。まさかのトレンドとみられ、日経平均もCMEにかつがれて高い。はね上がったまま降りてこない。久し振りに買い越した外資によるもので、30日新政権発足とあって意外にしっかり。シビアな指値が多いという。財務相が新首相になる旨19日述べた通りだが、この日党役員や閣僚人事などたちまち先取り。9月2日米雇用統計発表に引っ張られそうだ。予想以上、以下でも事態好転の見込みがなく、金融緩和一辺倒の政策に限界がやってくるためだ。米国の川上にあたる欧州。ここに財政危機の源泉がある。
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本当の国難これから
追い込まれる日本社会
野田で官僚主導はなくなるか。
民主党の代表選挙、
財務省にすれば予定通りでしょう。
これで一応、国民の菅と小沢に対する
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巻き返す見通し 中央紙器 8月31日 (2011.08.30)
震災救援物資で存在感
逆境こなし前例破る成長が魅力
中央紙器工業(3952)は一服。高水準のまま2Q入り。巻き返す見通し。3・11震災によるもので、自動車、電機関連が予想以上。海外(1Q連結15%)も比較的しっかり。3Q以降、3年ぶり段ボール原紙値上げ(平均10%以上)吸収が課題になりそうだ。前期最高純益(8億7100万円)を計上し体質一変。どんな逆境もこなし、前例を破って成長するところが魅力。震災では同社の開発した衝立用段ボールがひとしきり話題になった。トヨタが被災地あて救援物資を送った際4000枚の一部。それも天皇、皇后両陛下が見舞いに訪問された仙台市の宮城野体育館で被災者のプライバシーを守る間仕切りとなって登場。全国にTV放映された。
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FRB議長の時間稼ぎ ミニパニック9月に持ち越し (2011.08.30)
国内外、手詰まり。小動きで始まり民主新代表を巡り買い戻し。引けにかけて伸び悩んだ。にもまして、26日追加緩和を先送りしたFRB議長の時間稼ぎ。9月20日のFOMCを2日間にして再検討するという。さすがに旗色が悪い。今週2日発表される米雇用統計もそうで、7月から禁断症状が出始め、金融政策一辺倒で好転するわけがない。さらに、29日選出された野田新代表。原発事故処理、復興、財政再建など内政だけで手一杯。依然現行の延長上にとどまり、自ら政策を命懸けで実現する決意が伝わってこない。
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