分厚い人材の層が魅力
マッチングすると回り出す
大宝運輸(9040)は底固め。試行錯誤が続いている。震災、原発事故、円高など地元製造業の影響が大きいためで、主力の飲料、日用品、雑貨等トヨタ関連がざっと半分。同社より取引先がいち早くご時世の適応を迫られ、全人教育による安全運転がついていけない状態。2Q累計予想を下回った。たとえば、トヨタの採用した木金休み土日操業。物量を確保しても価格競争、燃料高など引き合わず。「正常」になった10月以降もタイ洪水、欧州債務危機が伝えられ、直近クリスマス、正月気分さえ出てこないという。食品卸大手菱食の再編も対応が難しい。このため、12ある本支店レベルの取り組みが手がかり。
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復活の声がかかるまで 来年2月以降日本がモデル (2011.12.07)
SQを9日に控え腰砕け。売り方がリードしている。5日午後伝えられたS&Pのユーロ15ヵ国格下げ意向がきっかけ。同日午前、来年3月をめどにドイツとフランスが歩み寄ったEU新条約合意も痛み止め。再び雲行きが怪しくなった。来年1月のPIIGS債満期償還集中が関門。わかっていながらこなすことができず2月に転機。
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先取点入り追加点も
現場のニーズ・シーズを反映
文溪堂(9471)は好調。2Q連結累計売上高、経常最高の折り返し。新学習指導要領をこなしている。来年度から中学校も完全実施になるほか、移行措置の同期予想以上の滑り出し。例年上期1・2学期品、上下刊品、年間品の売り上げが計上されるだけに、先取点が入り追加点をうかがうような印象。3・4Q、来期につながりそうだ。
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欧米も日本化やむなし 8~9日玉虫色の声明で越年 (2011.12.06)
週明け小高い程度。9日にメジャーSQを控えもみ合った。欧米、中国手詰まり。ロシア与党選挙苦戦、不正も伝えられ方向感が出ない。■■■(****)を除いて主力が一服し、低位の日計り商いが物悲しい。基本的には、5日述べた通り。11月30日つけたNYダウ490ドル高の落ち。8日ECB理事会、8~9日EU首脳会議によるもので、ドイツがPIIGSに対し財政補填に道筋をつけると考えにくい。
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もはやカウントダウン
既存の政党政治が終わる
以下、毎日新聞の調査結果です。
3、4日実施した全国世論調査で今、衆院選が行われた場合の比例代表の投票先を聞いたところ、民主党が24%、自民党は23%にとどまった。一方、大阪府知事・市長のダブル選挙を制した首長政党「大阪維新の会」の活動に魅力を感じると答えた人は65%に上り、感じないとの回答(31%)を大きく上回った。国政の閉塞感が強まる中で2大政党の党勢は低迷しており、民意の受け皿として有権者の第三極志向がうかがえる。
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