一時的に区間新の回復
混乱の中バランス取り戻す
北川工業(6896)は底入れ目前。反転が迫ってきた。昨年11月9日下方修正、同12月21日タイ一部営業再開が手掛かり。タイの生産再開は4月の予定でパンチに欠けるが、直近3期リーマンショックをこなし、震災、原発事故、円高、タイ洪水などボトムアウト。4Q欧州債務危機に見通しがつけば、国内とタイで復興需要表面化。
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いずれ日銀も量的緩和 一度死ぬが息を吹き返す相場 (2012.01.06)
手詰まりから反落。見送られた。前日海外株高を受けて持ち上げた反動。発会後も納会の膠着状態が尾を引いている。5日に節分まで気を抜くなと述べた。日銀が5日発表した昨年12月のマネタリーベースが13.5にとどまる一方、イタリアの大手銀ウニクレディトが4日表明した株主割り当ての駆け込み増資。さらに、EUやIMF向けスペインの支援要請報道も気掛かり。いくところまでいかないと収まらない。
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体制維新‐大阪都
橋下徹 堺屋太一 (文春新書827 本体850円)
現実的な大阪都立ち上げ
雄弁な橋下市長を堺屋太一が支援
大阪が変われば日本が変わる。現実的になってきた。昨年11月の選挙で大阪府知事と大阪市長に維新の会圧勝。府民880万人、市民260万人の民意を物語るものだ。1943年に東京府と東京市が合併して東京都になった前例が手掛かり。
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今年も上昇運 アテナ工業 2012年1月6日 (2012.01.05)
期待先行し修正発表
ペプラシフトが見どころ
アテナ工業(7890・JQ)は期待先行。直近3期一進一退。このところ、5月と11月の修正発表が気にかかる。08年3月投入した「ペプラカップ」によるもので、業界をリードする大型商品といわれながら、リーマンショック、震災、円高など原材料高の製品安。採用増にかかわらず収益が伸び悩んでいるためだ。ペプラカップのシェアは麺容器の8割にのぼり、今後スープ、みそ汁、乳製品等あらゆる容器のペプラシフトに見どころ。社運は09年終盤好転し今年も上昇運。
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節分まで気を抜くな 日銀が一線越えると沸き返る (2012.01.05)
意外に堅調。ほっとした。年末年始の海外株高によるもので、日経平均はCMEに鞘寄せ後もみ合い。小康を保っている。寄り付き外資250万株売り越しというが、米中の経済関連指標好転を手掛かりに吸収。主力中心に高い。
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