証券ビュー

最終的に金本位シフト ジャブジャブ緩和の紙切れ相場 (2013.05.20)

前週末、待ち高調整の売り一巡。後場一段高になった。若干円高に振れたものの債券安一服。日銀が2兆8000億円の資金供給に踏み切り、10年債利回り0.800%の引け。収まったとみられる。4月5日0.315%を口火に5月15日一時0.920%まで急騰。黄金分割では0.825%だけに驚いたが、異常な超低金利が正常化する時の好転反応。20年デフレ、債券バブルの出口で起きた。調整10日、過熱感一巡から出直ると述べた通り。20日以降6月にかけてひと相場ある。

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押し目と旅する男         05月17日 (2013.05.17)

うつし世はゆめ、よるの夢こそまこと。

昼は夢、夜ぞ現(うつつ)。

さあ、金を買う旅に出かけてみようか。

橋に出て橋の広さの荒神輿  黄枝。

いつもながらに、この時期の相場は、値動きが荒い。

さながら、上へ下への喧嘩神輿の如し。

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6月にかけて倍返し アベノミクス年央に今年の花道 (2013.05.17)

債券安を受けて反落。引けにかけて戻した。日足で三段上げ途上。高値波乱に違いない。日経が再びプロパガンダ。16日、1面トップで債券から株に資金シフトを紹介。前場中頃、先物売りが断続的に出た。事実、16日の10年債利回り0.840%(前日一時0.920%)にダウン。国債、株も1日の売買代金が4兆円規模に拮抗し、ぎりぎり折り合っている。そこへ、米財務省が17日からSLGS(州・地方政府向け証券)の発行停止を発表。19日の連邦債務上限引き上げ期限を2ヵ月先送り。

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いろいろと難しい 2013年05月16日 (2013.05.16)

この円安相場衰え知らず

月棒八カ月連続陽線。

この相場、玄人ほど負けている気がする。

丁寧が仇となりたる薄暑かな  研三。

人間、わがままなものである。

ついこの前まで、寒い寒い、と嘆いたかと思えば、

急に暑くなると、暑い暑いとまた騒ぎ出す。

そのくせ、早朝は意外に寒い。

この時期、着ていくものの選択が、非常に難しい

さて、相場のほうも、あれやこれやと難しい季節に入ったようだ。

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ピーク接近の印象受ける 一本調子の円安株高に警戒信号 (2013.05.16)

日足で三段上げ途上。高値波乱に入った。20日以降先取りしている。4月の異次元緩和から債券と株がシーソーゲーム。14日に反転半年を迎え、10年債利回り0.854%に急騰。一本調子の円安株高に警戒信号が出た。売買代金上位を見ると、■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)を■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)が圧倒。金利上昇をかぶり不動産大手が軒並み安い。円ドル104〜5円、日経平均1万5300円を目安と述べただけに、これまで6〜7兆円買い越した外資の買い煽り、売り抜けが6月の決算にかけて出る見込み。

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