証券ビュー

6,7月担ぎ倍返し  リーマン前の07年高値が目安 (2013.05.27)

大安の23日、株、債券、為替も逆回転。一面水浸しになり国内外動揺した。これまで半年、円安株高が予想以上。のぼせかけた自民党に外資が突きつけたメッセージ。翌24日も前場買い戻しが一巡し、後場一時日経平均500円安。引け持ち直した。いくらか薬が効いたとみえる。

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何もかもが高くなる夏        05月24日 (2013.05.24)

初夏なのに、麦の秋とはこれ如何に。

この時期、麦が収穫される。

麦酒は、これから新酒造りが始まる。

新しき道のさびしき麦の秋  五千石

季節の変わり目は、相場の変わり目という。

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仕上げ前の初押し買い  FRBの量的緩和縮小を打診 (2013.05.24)

大荒れの一日。波紋が広がった。前場長期金利が急騰する一方、後場日経平均が急落。ドル101円、ユーロ130円台の円安に振れ逆回転。23日述べたように、9月以降予想されるFRBの量的緩和縮小を打診する動きだ。10時半過ぎ、HSBCが「中国の製造業購買担当者景気指数7ヵ月ぶり50を割り込んだ」旨を伝え途転売り。同行の債券先物買い、株価指数先物売りがきっかけとみられる。同行は、奴隷と阿片取引で桁違いに大きくなった香港上海銀行のこと。今でも中国と香港の外為を一手に引き受け国際金融資本の一角。鼻持ちならない経緯がある。

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開戦前夜 05月23日 (2013.05.23)

到来物の桜桃をいただいた。

色艶の良い佐藤錦。

さくらんぼではなく、桜桃と呼びたい風格がある。

茎右往左往菓子器のさくらんぼ    虚子。

神は、細部に宿るという

見逃しがちな茎の向きまでも俳句にする。

その視点が素晴らしい。

右や左や上や下。

今の相場も、器に盛られた桜桃の茎のようだ。

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静かな買いパニック  6月に着地決まればしめたもの (2013.05.23)

循環買いに堅調。先物主導で高い。裁定取引の指数採用銘柄も追随し広く、浅く、トータルに続伸。外資の買い煽りとみられる。前日まで買われた出遅れ、材料株が安く、過熱するとギアチェンジ。インデックス商いとみられ静かな買いパニック。古参より新参に受けている。NYダウ、ドイツDAX同様外資がリードしているもので、日本バブルの前衛部隊。

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