証券ビュー

ブラックマンデーの演習 取り込まれ餌食になりかけた (2013.06.10)

大荒れのまま、前週末米雇用統計発表。まだ収まらず為替、債券、株もたれ合って三竦み。上げも下げも一方通行で異次元の作用、反作用といわれる。今秋にも予想される「ブラックマンデー」の演習。4月15日NY金先物、5月23日以降日経平均然り。FRB、ECBと日銀計700兆円の緩和マネーによるものという。米国と日本の国債残高が対GDP比で第2次大戦当時と並ぶ異常事態。

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鈍と根の問題 06月07日 (2013.06.07)

相場格言は自戒の言葉。

判っていても、なかなか出来ぬ事柄が、

箴言、金言、格言となっていく。

最もよい復讐法は、自分まで同じ行為をしないこと」と

マルクス・アウレリウスは『自省録』の中で書いた。

上にいけない、下にいけない。

そんな相場に動くまで、

何食わぬ顔で待つことが出来れば、それは名人の域である。

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6、7月処理先決に  第1ラウンド終了し戻り売り  (2013.06.07)

さらに、安い。先物が売られ、裁定解消売りに現物も続落。ほぼ全面安になった。東証一部の値下がり1570に対し値上がり122、変わらず24。5月23日から日銀が国債、ETFを交互に一手買い。崩れた相場を支えている模様。マザーズ指数13%安がこたえた。ファンダメンタルズを無視して買い上げたバイオ系ファンド、投信の強制処分が主因。自分で自分の首を絞めている。成長戦略が出尽くし、7日の米雇用統計発表であく抜けしないと、値幅整理下限の1万1535円が目安。

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市場は静かではないが 06月06日 (2013.06.06)

動かないものが動き出したら、

侵略すること火の如く であるべし。

されど、動かざること山の如し では、

山笑うまで待つのみ。

林の如く、己は静寂であるべし

今の金相場は、上がるに上がらず、下がるに下がらず。

当方は、上がると思うから、それを待っているのだが、

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参院選が最大の焦点  個人自ら考え行動する時代に (2013.06.06)

4日戻した矢先、日経平均6月物が90円安で始まり嫌な予感。全面安になったNY市場が足かせ。後場寄り後、事前に流れていた成長戦略が首相講演の範囲にとどまり材料出尽くしになった。先物のほか現物にも裁定解消売りが出て大引け安い。このため、昨年11月に次ぐ成長戦略と株高の取引ご破算。7日米雇用統計発表を受けてあく抜けの有無が注目される。

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