逆回転の反動 今仙電機 5月15日 (2013.05.14)
上場来高値更新が目安
取引先に恵まれ最高純益更新
今仙電機製作所(7266)は巻き返し。逆回転の反動が伝わってくる。リーマンショック、大震災、超円高、タイ洪水など雌伏5年のリバウンド入り。昨年11月から円高修正、株高定着。4月に日銀の異次元緩和も反転の手掛かり。少なくても今後2年に及ぶもので、10日決算発表を受け大幅な水準訂正。「ドリーム2020」を掲げ初年度出遅れただけに、フェーズ1(2012~14年度)達成の追い風になった。
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日経平均と連動し堅調
実体経済好転の初動伝わる
木曽路(8160)は堅調。回復軌道入り。日経平均と連動している。月次売上高によると、昨年11月以降客数、単価ともにジリ高。ポイント制度変更に伴う4月の一服を除き続伸が見込まれるためだ。前期の出店4(計画11)に対し15の計画。うち木曽路4(前期3)。10、12稼働すると売上高500億円が視野に入るという。
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スケールアップ 田中精密 5月9日 (2013.05.08)
世界5極体制に移行
グローバル構想にこたえる
田中精密工業(7218・JQ)は続伸。一段とスケールアップ。ピッチが上がってきた。米国市場復調、新興国の市場拡大に呼応するもので、国内でもボトム体質構築に傾注。昨年11月から円安株高が定着し、内需回復も考えられる場面。給油しながら飛ばしている。
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逆リーマンショック
製造業の最高益更新跳ね返る
ダイセキ(9793)は回復。前期4Qから尻上がり。単体、連結ともに逆回転から抜け出した。国内製造業の稼働率が上がっているためで、昨年11月中旬以降円安株高がきっかけ。リーマンショックから5年、艱難辛苦を乗り越えた製造業の巻き返しに呼応。願ってもないポジションにつけた。
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3ブランド確立に意欲
売上高、店舗でも№2の規模
ジーフット(2686)は堅調。3月スタートダッシュ、GW前後書き入れ時。1Q飛ばしている。計画を上回った前期(13ヵ月と8日の変則決算)に対し、今期ハイレベルな見通し。3月の全社売上高105.9%、既存店106.4%(出店11、退店1)によるもの。最高益のライバル2社が続伸基調なうえ、親会社(イオン)もダイエーを傘下に収め中国、アセアンに展開。じっとしていられない。09年2月ニユ―ステップを吸収合併し一本化。12年4月から松井社長(65)を迎え新体制。旧マイカルのほかダイエーの店舗を引き継ぐと、国内の靴販売に限れば売上高、店舗でも№2の規模。
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