懸案のガバナンス確立
グループ再構築、頂上決戦へ
ゲオHD(2681)は潮目。直近2期連結営業利益、純益ピークアウト。今、来期出直しとみられる。主力のメディア、リユース事業も既存店が伸び悩んでいるためだ。直近4、5月累計それぞれ92.7%99.6%の水準。今期直営56(前期実績72)、28(同25)の出店・大型化を見込むほか、レンタルとリユース交流による新店舗投入、M&Aなど巻き返しに意欲。前回述べたように、5月8日12万9300円まで戻し、2010、11年につけた11万7000円のWトップを抜いた。
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60周年2円増配 NDS 6月25日 (2013.06.24)
前期嚆矢に脱皮近い
今、来期何が起きるか楽しみ
NDS(1956)は踊り場。1Q計画線で推移。今期も何が起きるか楽しみだ。前期の連結受注高最高。2、3Q大幅に上方修正しながら、今期ニュートラルに戻しているためだ。昨年10月現商号に攻める一方、今年5月創業60周年。早々記念2円増配(50周年1円)を発表している。前期の上方修正は
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連結受注高最高 名工建設 6月24日 (2013.06.21)
鉄道関係中心に巻き返す
名駅1丁目計画こなし大化けも
名工建設(1869)は堅調。前期の連結受注高811億4000万円(15%増)と最高。巻き返す見通し。鉄道関係中心に土木518億円(11%増)、建築293億円(26%増)ともに二ケタの高い伸び。今期も新幹線の大規模改修、安全輸送など鉄道関係の受注が見込まれ790億円(3%減)と高水準。6月11日を起工式に日本郵政と共同で名駅前の旧本社跡再開発が始まり3年後様変わり。
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直近踊り場 マルサンアイ 6月19日 (2013.06.18)
主要投資一巡し拡販
売上高最高、最高益更新に期待
マルサンアイ(2551)は1Q好調、2Qブレーキ。直近踊り場とみられる。4月22日の修正発表に5、6月穀物、原油、円相場を加味したもので、3、4Q拡販と合理化が見込まれ持ち直す見通し。みそ(2Q連結累計2.7%減収)の落ち込みに対し豆乳(同15.4%増収)の伸びが予想以上。年明けみそ第1、2工場を統合し小ロット拡販、年1億円レベルのコストダウンが支援材料。このほか、
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今、来期弾み システムリサーチ 6月18日 (2013.06.17)
厚くなった顧客の信頼
射程圏にとらえた中期計画
システムリサーチ(3771・JQ)は続伸。5期ぶり連結最高益更新の見通し。今、来期弾みがつきそうだ。自動車を中心に製造業関連の引き合いが増えているためで、2014年度消費税引き上げと軽減税率、16年度マイナンバー制度導入に備え新たにシステム構築待ったなし。活況が予想される。5月13日1700円まで戻し、6年ぶり高値を更新している。
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