22~28日の進行吟味 春慶節に繰り上がる日柄整理 (2012.01.13)
世界中じり安。12日から償還が集中する欧州債務危機、核開発を巡るイラン情勢を天秤に掛ける展開。一段と窮まってきた。10日から欧米、中国、中東、アジアでも政府要人の会談ラッシュ。彼我ともに資金逼迫を物語るもので、大半選挙がからみオーバープレゼンス。声明はほとんど信用されていない。
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ドル債買わせる動き CDSかませユーロ債売り (2012.01.12)
買い戻しが一巡し膠着状態。次第に窮まってきた。12日から3月にかけてユーロ債延べ24兆円の入札が続くためで、9日ドイツの6ヵ月債落札利回りマイナス0.0122%が手掛かり。4日明らかになったイタリアの大手銀ウニクレディトの駆け込み増資が未達だし、EUやIMF向けスペインの支援要請も気掛かり。とても消化できそうにない。
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ヘッジファンドの目論見 国債先物売りとCDSで丸儲け (2012.01.11)
3連休明け小確り。買い戻し一巡から模様眺め。13日のSQを前に一進一退となった。12日のECB理事会が焦点というが、9日メルコジ会談でEU新条約3月1日までに署名と伝えられ先送り。事態の深刻さにひきかえ、両首脳の明るさに違和感。
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1、2月何か起こす 日本も今の米国と似た状態 (2012.01.09)
膠着状態のまま小動き。大半見送られた。5日NYダウ2ドル安が物語るもので、6日米雇用統計改善も織り込み済み。12日から本格化するユーロ圏の国債入札が焦点になった。6日ロイター電の入札日程を10段で伝えた日経も首ったけ。
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いずれ日銀も量的緩和 一度死ぬが息を吹き返す相場 (2012.01.06)
手詰まりから反落。見送られた。前日海外株高を受けて持ち上げた反動。発会後も納会の膠着状態が尾を引いている。5日に節分まで気を抜くなと述べた。日銀が5日発表した昨年12月のマネタリーベースが13.5にとどまる一方、イタリアの大手銀ウニクレディトが4日表明した株主割り当ての駆け込み増資。さらに、EUやIMF向けスペインの支援要請報道も気掛かり。いくところまでいかないと収まらない。
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