まさかの事態に備える 米欧限界に達し日本に御鉢 (2011.08.10)
12日のSQ値9054円。いよいよ一戦交える印象。思わず緊張した。7月持ち上げ8月下に振り、再び戻し15、16日を迎えるためで、米国債集中利払いが焦点。日本はつべこべいわないが、中国がドル安や格下げに伴う埋め合わせを要求。10日先物で一時1800ドルを突破した金相場と取引することも考えられる。以前米国が中国に送りつけた決済用金の延べ棒に、金と密度が同じのタングステンメッキが見つかり、白黒つかずこじれたまま。
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8月の2番底断固買い ファンド売りが峠越すと急反発 (2011.08.10)
8日NYダウ634ドル安の波紋。前週4日512ドル安に次ぎ、まさかのトレンドそのもの。日本の98年当時に似ているという。8日の米国3市場出来高175億株が手がかり。昨年の1日平均が85億株といわれ倍以上。パニックといえなくもない。7月にソロスが40年のファンド運用から手を引いたと伝えられ、8月になってファンドの持ち高処分売り続出。まだ相当残っているという。そこで、日経平均7月の戻り高値1万0207円をもとに、黄金分割で目先の下値を計算すると8570円。出来高も膨らみボトム圏と考えられるが、買い戻し一巡後下げ渋り。
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ドルを買えと玄人筋 60年続いた円高が終わる場面 (2011.08.09)
週明け、まさかのトレンドを引き継いだ市場。取引開始直前のG7緊急電話会議が印象的。「協調することで一致した」との共同声明。しかし、円ドルは78円台半ばから78円割れに上昇。本音で動いている。9日FOMC、15日集中利払い、15~18日の米経済関連統計発表もドル安の材料といわれ勝手が悪い。日本も煽りを受けて円高デフレに拍車。
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まさかのトレンド学ぶ 日本経済より米欧の限界早い (2011.08.07)
8月2日以来まさかのトレンド。4日NYダウ512ドル安から実線になった。08年12月1日679ドル安につぎ2年8ヵ月ぶり。ナスダック、金・原油先物も軒並み安。5日米雇用統計のほか、15~18日集中する米経済関連統計発表も気がかり。旧盆明け、NYダウ1万ドルの攻防が視野に入った。米欧信用不安連鎖によるもので、日本にとっても影響が大きい。しかし、5日述べたように今年、来年リーマンショックを上回る調整なし。
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安堵すると売られる 今年の8月15日も循環論に見合う (2011.08.05)
一転して反発。持ち直した。NYダウ、ナスダックの自律反発に日立と重工統合が伝えられ、前場中ごろ政府・日銀円売り介入、追加緩和も繰り上がり大盤振る舞い。小康を取り戻した。やはり危機になると買われ、安堵すると売られるようだ。
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