調味料が反転の手がかり
2、3Q戻り鈍いと2番底も
焼津水産化学工業(2812)は反転。持ち直す公算が大きい。前期2Q機能食品の反動減表面化。需給ギャップ改善によるものだ。震災、原発事故、価格競争をしのぎ再び浮上。昨年11月5日の山本社長(62)を中心とする新体制にかかっている。事実、1Q連結3%増収(6%営業増益)になった主力の調味料が手がかり。低塩や風味氷結、旨みたっぷりなどヒット。技術と価格競争力が評価されたもの。
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災い転じて福となす 外貨準備担保に円債を発行 (2011.09.05)
さすがに反落。売り一巡後もみ合い。NYダウ3連休明け待ちだ。米雇用統計発表とFRBの追加緩和を瀬踏み。ちゃぶついているためで、2日発足した新政権も消化難。安住財務相(49)、鉢呂経産相(63)といわれてもピンとこない。首相(54)が若返り世代交代が進んだものの軽い印象。9・11と3・11を経験し、組閣を通じて松下政経塾の限界を見る思いだ。同塾は平時に相当する1979年設立され、関東大震災と昭和恐慌以来100年レベルの有事になったリーマンショック、東日本大震災に対し力不足。時代の背景が一変している。命懸けならまだしも、平時のレベルでは問題解決にほど遠く、党三役、閣僚挙げて捨て身にならないと前に進まない。
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組閣見ていて力抜ける
巣食う人たちを喜ばすだけ
国会で、予算を通すことを最優先ですか。
組閣をみていて、力が抜けてくる。
自らを泥鰌といって、はばからない新総理。
ドジョウ掬いの安来市は、大喜びですね。
どこにも、誰にでも、
下手にでるのは、いい心がけですが、
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負けるが勝ちの経緯 狙われた中国と日本の外貨 (2011.09.02)
9月早々こするような地合い。ちゃぶつき高い。いわく、米景気減速懸念の後退、円高一服、8月に売り込まれた主力株に買い戻しなど後講釈。二段下げ途上のアヤとみられる。米欧が金融システム、中国もバブル崩壊の瀬戸際。悪材料なら山ほどあるだけに、8月から売り方が主導権を握った経過。■■■(****)が新安値をつけ安閑としていられない。1日も外資売り越しという。新政権は党三役につぎ2日閣僚も出揃い発足。海外では日本のご機嫌取りもあり当分ハネムーンという。2日の米雇用統計発表は大した材料にならず、20~21日のFOMCもFRB議長の時間稼ぎ。一口でいうと、今後中国や日本にユーロやドル債を買わせるため、次の相場をつくろうとしているわけだ。
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1Q営業黒字 キムラユニ 9月2日 (2011.09.01)
トヨタの信頼にこたえる
戦前、戦後につぐ事業確立期
キムラユニティー(9368)は好転。持ち直した。3・11震災に伴うもので、6月16日業績と配当予想を開示し、8月3日1Q発表。トヨタが6月10日業績予想を発表し、8月2日上方修正したため、多寡にかかわらず「含み」がある。その後米国債格下げをきっかけに円ドル80円割れが続き悩ましい。しかし、グループ挙げて改革に挑戦。物流・自動車サービスのほか情報・人材サービスでも既存事業の深彫りに意欲。01年ブラジル合弁立ち上げから10年、国内のノウハウを海外(6拠点)で応用しモノにしている。国内もトヨタの構内物流と並行して3PL事業が成長。医薬品卸大手スズケンにつぎ楽天の物流子会社と取引拡大。
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