脱皮した印象 太陽化学 3月22日 (2012.03.21)
震災後健闘し上方修正
決算発表にかけて水準訂正
太陽化学(2902)は堅調。震災後、混乱の1年を通じて予想以上。健闘している。計画停電を見越した1、2Q需要増、原価・販管費の改善によるもので、昨年10月24日と11月7日上方修正。3Q時点で修正予想に対し連結売上高76%、同営業利益91%の進捗率が手掛かり。売上高こそ伸び悩んでいるが、前期4Q震災の影響で落ち込んだ分、さらに上方修正も考えられる。
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2円増配の構え ジーフット 3月21日 (2012.03.19)
4月13日以降新体制
震災もこなし連続最高益更新
ジーフット(2686)は続伸。2円増配の構え。リーマンショックに震災もこなした。前期9年連続増収、5年ぶり最高益更新によるもの。昨年5月以降既存店が100%以上、店舗純増84も手掛かり。商品の提案、店舗展開、ストアブランド(3)の整理統合など急ピッチ。旧ニューステップと合併3期目でマイカル直営靴売場を受託し、売上高1000億円目前になった。
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脱皮のさなか Gパッカー 3月13日 (2012.03.12)
スパン10年初動こだま
Y・Eと共同開発が見もの
ゼネラルパッカー(6267)は脱皮。スパン10年のスケール。初動がこだましている。過去最高の開発案件、同展示会出展、Y・Eデータ(6950)との資本業務提携も手掛かり。これまで半世紀製粉・菓子をはじめドライ業界向け給袋包装機械トップの実績によるもの。
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守りから攻めのステップ
ピンチしのぎ新製品でチャンス
今仙電機製作所(7266)は調整大詰め。新年度飛び出す構えだ。3、4月生産が正常に戻るとみられるためで、震災、タイ洪水、円高など守りから一転して攻めのステップ。リーマンショックにつぐ試練を乗り越えつつある。同社はシートアジャスタを主力製品にホンダ(2Q連結累計41%)、日産(22%)、三菱自(17%)など取引先動向に見どころ。
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3Q持ち直し4Q堅調
建設投資底入れ復興需要も
カネソウ(5979)は浮上。2Q調整が一巡し3Q持ち直した。震災に伴い先送りされた受注を消化。4Q堅調とみられるためで、追って復興需要表面化。場合によると受注増も考えられる。
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