証券ビュー

アンコール伊勢町

23日までモラトリアム 幕末流行したええじゃないか (2011.10.14)

反発後まちまち。代わり映えしない。外資が仕切っているためで、SQを控え模様眺め。23日に延期されたEU首脳会議までモラトリアム。29日世界レベルの抗議デモに向けて再び波乱とみられる。9月のSQ値8732円に対し、13日の日経平均12月物8800円台半ば。10月のSQ値は差し引き均衡というが、売買代金が1兆円前後に落ち込んだまま。売り買いともちゃぶつきが多い。

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フランス革命と逆の現象  23日から29日にかけて要注意 (2011.10.13)

インデックス買い一服。次第に見送られた。スロバキア議会否決、タイ洪水、アルコアの決算が予想を下回るなど軟調な展開。糠喜びの円安とみられ、賞味期限2週間と述べたばかり。ギリシャ問題は17、18日のEU首脳会議が23日に延びたことから、月末まで待てず2週間がぎりぎりと考えたわけだ。ベルギー、フランス、ルクセンブルグ3国の抱え込んだデクシア分割解体が傷口。7月の域内91行ストレステストで「合格」だけに、イタリアのウニクレディトやフランスのBNPパリバ、ドイツのコメルツもこたえる。一方、9月17日キックオフといわれる米国NYの抗議デモ。ウォール街を占拠せよがスローガン。11月のカンヌG20を前に、今月29日には世界各地で5000万人の規模に膨れ上がる見込みという。

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問題解決に程遠い円安   共同声明の賞味期限2週間 (2011.10.12)

3連休明けも乱高下。いきなり舞い上がった。インデックス商いによるもので、10日NYダウ、ナスダック、金・原油先物など大幅高。真空地帯だけに値動きが軽い。9日域内銀行増資で一致したドイツとフランス首脳共同声明、ドル・ユーロ買い戻しが手がかり。7日予想以上になった米雇用統計、フィッチのイタリア・スペイン長期債格下げを受けたもの。高寄り後伸び悩み一進一退になった。共同声明は10月末まで時間稼ぎ、雇用統計も大勢に影響なし。一時しのぎの円安とみられる。

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日本のXデ―2025年 毎日を最期と思って生きる (2011.10.08)

毎日を最期と思って生きよ。105日死亡したアップル創業者スティーブ・ジョブズのことば。潔く56の若さで8月に別れのメッセージ。市場にもいえる。欧米が信用不安にはまり時間稼ぎ。事実上デフォルトに陥っているためだ。日本も政府債務がGDP200%に達し、震災復興や原発収束に伴う持ち出しで一段と膨らむ。922日述べたように、OECDによると2011年度235%の見通し。

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応仁の乱世界レベルに  女性トップが芽を吹くご時世 (2011.10.07)

買い戻しが入り反発。持ち直した。乱高下に変わりない。欧米ともに信用不安再燃、政策期待の綱引き相場。日本の90年代をグローバルに再現している。5日NYダウ131ドル高に対し、出来高4億6500万株減の11億9200万株。真空地帯とみられ綾戻し。日経平均にはね返っている。かりに欧州域内の金融機関が資本増強し、7日発表される米雇用統計が改善したところで何も解決しない。日本の大本営発表と同じように時間稼ぎが続きそうだ。市場が欲しがっているのは、不安解消のために必要な決定的材料。7月にFRB計画倒産説が流れたもののまだ早い。

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