配当落ちを埋め愛敬 無事、達者でいることが至福 (2011.09.29)
CMEに鞘寄せして高寄り。その後伸び悩んだ。欧米の戻りにひきかえシビアなもので、28日の配当落ち分約70円を埋め愛敬。市場は29日予想される反動に備えている。事実、欧米債務問題の「日本化」に対応。外資にひきかえ、国内勢が落ち着き払っている。大半学習済みで震災復興、原発収束が優先課題。メディアは新政権を安全運転となじるが、欧米や中国の転覆懸念や産業界が円ドル76円で折り合いをつけている現状から小康なら上々。日本でも暮れ、年度末の資金繰りがきつくなる見込み。
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27日の反動安こそ買い場 欧米の景気減速にリバウンドなし (2011.09.28)
NYダウが予想外に続伸し、持ち高調整一巡から買い戻しが入った。28日は配当落ち。権利つき最終日の買いも見られ堅調。29日、ドイツ議会がEFSF機能強化の可決に際し、どんな但し書きをつけるか見もの。否決もあり得るといいながら3段階のスキーム。ギリシャのデフォルトを織り込んだ市場にとって、ポルトガルやスペイン、イタリアの連鎖が気がかりだ。
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底値圏入り負けるが勝ち 欧州但し書きつけて引き回す (2011.09.27)
再び持ち高調整売り。株のほか金や銀先物も急落。換金売りが目立ってきた。21日FOMCを受けて22日G20、23日パレスチナ国連加盟申請など消化難。23日NYダウが37ドル戻したのにとどまり、金先物101ドル安から調整待ったなし。外資はじめ機関投資家の処分売りが広がっている。当面、29日のドイツ連邦議会が欧州金融安定基金(EFSF)の機能強化を可決するかどうか。可決の条件や否決の有無を巡り28日配当落ち。
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来年は選挙の当たり年 市場でも実物資産嗅ぎつける (2011.09.23)
21日のFOMC発表売り。復興関連の期日売りと重なり反動安が広がった。持ち高調整の売りも多い。FRBは3年以下の米国債を売る一方、6年以上を買う「ツイスト・オペ」導入を表明。予想の範囲にとどまり、効果も疑問とあって売り一色になった。3度目を数え事前におかわりを先取りしたもので、3連休明け再び持ち高調整売りが出てきそうだ。今月の配当落ち分は、日経平均12月物と現物の鞘70円程度とみられ、年末・年始の地合いを読む目安。
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Xデ―に備え行動開始 投資に必要な情報日本に入らず (2011.09.22)
薄商いの中、半端なもみ合い。小動きにとどまった。8月に外資が売り越し、9月に入っても持ち高調整。底入れ感が出ないためだ。前場中ごろ東京で円ドル76円12銭をつけ、8月11日の76円30銭を抜いた円高も響いた。21日FOMC声明の追加緩和措置を見越したもの。最後の円高とみられピッチが速い。
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