証券ビュー

アンコール伊勢町

旧盆明けから次の幕   ニクソンショック40年のてん末 (2011.07.27)

 青菜に塩。40年円高と20年デフレの最終段階。転機は来年2月という。どちらも日柄によるもので、相場の限界といわれる。26日午前10時過ぎ、米大統領演説を受け円ドル77円95銭。即刻ポジション調整の買い戻しが入り、78円台前半に持ち直した。又貸しに追い貸しという米欧信用不安の痛みを散らし、円ドル、円ユーロに折り合いをつける行程。

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あり得ない米国崩壊   期限切れでもデフォルトなし (2011.07.26)

 週明けまちまち。戻り売りと押し目買いが交錯した。前週末NYダウ43ドル安、ナスダック21ポイント高に呼応するもので、金と原油先物もしっかり。日経平均は反落したが、21日ギリシャ第2次支援を織り込み、82日米連邦債務上限引き上げを巡りもみ合い。2223日にオスロで連続テロ事件、中国でも高速鉄道事故があり緊迫感もうかがえる。78円台が地相場になった円ドルにも出ており、期限の82日で決着しそうにない。

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現在デフレの最終段階  どんな材料でも悲観及ばず (2011.07.25)

 21日、基金拡充でまとまったユーロ圏首脳会議に対し、NYダウ152ドル高、ナスダック20ポイント高、金先物4ドル安の反応。19日の上げより羽振りが悪い。日本は78円台の円高をかぶり迷惑千万。日経平均の上値が重い。外資は売りたい強気、国内勢が買いたい弱気とみられ、目先張り一辺倒。買い一巡後、持ち高整理も定番になった。次は、8月2日米国版。連邦債務上限引き上げが難航しているためで、同15日集中する米国債利払いと引っかけてニクソンショック40周年。連中、日本の終戦記念日だけにしつこい。売りたい時に上げ、買いたい時下げるのもお馴染み。6月22日、持ち上げて下に振ると述べた通り。

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円高が終わると日本復活  米長期金利反転しインフレに (2011.07.22)

 依然小動き。一部を除き見送られた。前日上げた反動とみられ、NYダウ、ナスダックが一服。金先物、円も素高値圏。買い一巡からプレーヤーを見失った。事実上、先物の空中戦。21日のユーロ圏緊急首脳会議を見守る地合い。ギリシャ第2次支援を巡るもので、対症療法による先送りが関の山。8月2日期限を迎える米連邦政府債務上限引き上げも五十歩百歩。合意困難といわれる中で大本営発表やむなし。逆張りで進むところだ。

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不換紙幣に深刻な疑問 危機は買い安堵は売りの展開 (2011.07.21)

 19日、NYダウ202ドル高。ナスダック61ポイント高の波紋。金と円に対し持ち高調整売りを促した。日経平均は9月物に買い戻しが入り、11日以来の1万円大台乗せ。■■■■■(****)が1万4490円をつけ、目安の1万5500円に迫ってきた。米議会超党派による財政赤字削減提案を大統領が評価。連邦債務上限引き上げに妥協の余地が生まれ、米国債格下げが後退したという。IBMやマイクロソフト、デルなど好決算を発表し、6月の住宅着工14%増も支援材料。前日大幅安を売り叩いた向きの買い戻しが入った模様。

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