証券ビュー

アンコール伊勢町

26日挙げてガチンコ  8月のパニックをモノにすること (2011.08.23)

売り先行から小戻し、後場再び売られた。22日、日経の伝えた政府・日銀円売り単独介入準備が前場の手がかり。外資は寄り付き売り1630万株、買い900万株にとどまった。19日75円95銭を付けた円ドル相場が一服し、同日1881ドルまで急伸した金先物の独壇場。東京金は4644円の新高値という。一本調子できており、25~26日要注意と述べた。

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まさかの安値で挨拶  日経平均8521円が目安 (2011.08.22)

下げの第2波が始まった。18NYダウ419ドル安、ナスダック131ポイント安、さらに金先物1822ドル(28ドル高)によるもの。金先物は4日連騰だけに25~26日要注意。急騰の反動が予想される。相場は値幅より日柄といわれ、18日述べた26日ないし29日が次のポイント。19日にTOPIX315日の年初来安値(766.73)を下回り、日銀のETF買い入れを材料に下げ渋った日経平均も追随。

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下げの第2波が読める  デフレの終わりと最後の円高 (2011.08.19)

17日にNYダウ戻り一巡。一部を除き見送られた。依然金先物と円が突っ張ったまま。行くところまでいかないと収まらない。8月から世界中株安になっている。18日は寄り前外資の売り越し(7~13日4009億円)、予想を下回った7月の貿易統計が重し。11日大半姿を見せた内需関連を除き模様眺め。震災直後の安値に引っ張られている。つまり、8月第2週に世界の時価総額が640兆円(14%)吹っ飛び、17日まで7%ほど戻し再び売られたところ。下げの第2波が読めるわけだ。

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限界探る金先物と円  次のポイント26日ないし29日 (2011.08.18)

手がかり難から持ち高調整売り。弱含みになった。4日ぶりNYダウ反落によるもので、一時190ドル安のおまけつき。外資は今週も売り越しという。15日米国債集中利払いをこなし、16日の米経済関連統計発表まちまち。前週「米国債格下げ」をきっかけに大幅安となり、旧盆明けの下げを先取りしただけに膠着状態。16日ユーロの危急存亡を巡るドイツとフランスの首脳会談も、基金拡大や新税導入など決め手を欠いた。おそらく、ユーロは1、2年後に解体。一度1979年から99年まで続いたEMS(欧州通貨制度)に戻さないと始まらない。

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戻り一巡から先物売り  金先物切り札に相場の限界探る (2011.08.17)

先物中心の空中戦。買い戻しが一巡すると見送られた。NYダウ3連騰を受けたもので、15日グーグルがモトローラに大幅なプレミアムをつけ、125億ドルで買収すると発表。ノキアも買われ、M&A関連にリスクマネーが戻ってきた。ダウ、ナスダックともに米国債格下げ前の水準というが、7月を踊り場に8月から調整入り。金先物が高値圏で突っ張っているだけにアク抜けしない。ちなみに、昨年11月FRBが追加緩和にさし出した6000億ドル。半分は公務員給与になり、残りが新興国の株式や商品の投機資金に流れたという。

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