ドイツにも泣きどころ 4月以降にギリシャデフォルト (2012.02.17)
NY安をかぶり売り先行。一巡後切り返した。ギリシャ支援が間延びしているためで、3月どころか4月総選挙後に持ち越し。日銀の金融緩和を織り込んだだけに持て余した。ギリシャの総選挙は2月の予定が4月に延期されたもの。EU、IMF、ECBから追加支援を受けるのを優先。
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円安インフレに転換 ドイツとギリシャ決定的な対立 (2012.02.16)
主力中心に高い。日銀の金融緩和が効いた。20年デフレから抜け出すもので、円安インフレに転換。前日後場から風向きが変わった。震災から1年、ポジティブな潮目で心地よい。皮肉なものでギリシャ支援承認がもつれ、財務相会合が15日から20日に延期された矢先のこと。
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免疫力つき怖いものなし ギリシャ支援3月に持ち越し (2012.02.15)
前場見送り。小甘い地合い。後場切り返した。直近上がらない代わり、下がらないのも特徴で、日経平均9000円大台固め。ギリシャ追加支援がこじれ、昨年末海外から国内に資金が戻り始めたという。日経が14日「個人マネー国内回帰」と伝えたのも手掛かり。投信が外債から日本国債や国内株にシフトする一方、個人も2部や新興市場に里帰り。
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表向きのギリシャ支援 裏を返すと4月ユーロ脱退 (2012.02.14)
薄氷を踏む場味。節分明けから持ち越した。ギリシャ追加支援が難航し、15日ユーロ圏財務相会合で決まると限らないためだ。昨年10~12月GDPが年率2.3%減と伝えられ、13~14日の日銀金融政策決定会合で追加緩和が見込まれる。現政権の消費税引き上げを目玉に社会保障と税の一体改革が最悪のタイミングで同時進行。
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2012年しのぐ決意 吠える■■■の現場見ればよし (2012.02.12)
9日ギリシャ緊縮案受け入れが決まり一服。高値整理とみられる。10日SQ値9011円が物語るもので、現状維持前提の経過。緊縮案一辺倒でIMFの餌食。97年アジア通貨危機、08年破綻したアイスランドの例もある。民主党が行革法案に盛った国家公務員の人件費2割削減も現状維持が前提。消費税引き上げと刺し違えのデフレ政策。平成版幕藩体制を守ろうとする財務省の浅知恵によるものだ。
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