証券ビュー

今秋適応待ったなし 金と原油先物の底入れを見込む (2015.08.07)

主力に買い戻しが入り高い。引け伸び悩んだ。前日NYダウ小幅続落、一時125円台に振れた円安が手掛かり。上海総合も小動きで3661(-0.89%)の引け。小康を保っている。7日米雇用統計、17日4~6月期GDP成長率発表が気掛かり。

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戻り売り人気 だが再び反騰へ (2015.08.06)

昭和の風林史(昭和四八年八月四日掲載分) 

市場人気は戻り売りに片寄っているが、
規制緩和後は
案外大きな立ち直りが見込める小豆だった。

「渋の用かねて杜氏の夏見舞 華羽」

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ヘアピンカーブ続く ちゃぶ台返しを前に時間稼ぎ (2015.08.06)

 比較的確り。NYダウ4日連続安に対し日経平均3日振り反発。まだ崩れていない。日足を見ると、5日連続陽線。それも、5日先物主導で一時195円高となり、反落した7月21~22日2万0710~2万0677円の窓埋め。前日述べたように、

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規制緩和せよ 人気回復が先決 (2015.08.05)

昭和の風林史(昭和四八年八月二日掲載分) 

小豆は人気が離れてしまっているから
ギコチない動きになる。
規制の緩和が待たれる。

「いつしかに沙羅の落花も消えてなし 山彦」

第八ラウンド。どのような相場が展開されるであろうか。

新ポ、一月限のサヤは買えなかった。
今までの新ポの様子とは、だいぶ違う。

高値から二千五百円を下げたいま、
業者は、きつ過ぎる規制の緩和を期待している。
作柄のほうも産地の降雨で旱ばつが避けられそうだ。

また、買い方も、
自粛すべきところは自粛して無茶をしなかった。

結局、言ったとか、言わなかったとか
騒いだ農林省の役人の
『二万円を付けたら取り引き停止』という、
おどかしのような警告が、
この相場の毒気を抜いて、
それはそれなりの効果を挙げたことになる。

十一、十二月限の売り玉は、
窒息しかかっていたが、
日に日に酸素を得てだいぶ楽になりつつある。
しかし残念ながら売り玉はほとんど踏んでいるし、
現物裏付けのヘッジ玉でしかない。

買い方は十二月限の八千五百円から
九千円を思い切り買ったままだし、
十一月限の八千円台の買い玉も多い。

それらは、今のところじっと我慢の子である。

なあに、巻き返しが必ずあるさ―と、
それほど気にはしていないようだ。

さて、悪目買いにはいるにしても
下値をどのあたりに見るか。

十二月限の七千円割れは買い場になろうという見方と、
六月22日の安値十一月限で一万五千五百六十円。
九月限の四千百三十円。
ストップ安で付けて、あと大逆襲に転じたわけだが、
あのあたりに足をつけるのではないかと見る向きもある。

注目しなければならないのは
燃えていた上場全商品の相場が、全般に夏バテ。
夏枯れ気味なことで、
これはシカゴ大豆の相場でも
五月末ブッシェル当たり十二㌦を突破したものが
七月上旬七㌦まで崩れ、
あと上場に転じて高値顔合わせ。

とうもろこし、小豆も大幅安のあと
新高根に買われたように
高値圏の波乱が小豆にも当てはめられるのかもしれない。

当面、高値買い玉の整理。規制の緩和待ち。
作柄の推移。秋の天候と需要。
府県産小豆の作況などを見守りながら
人気の回復を待つところだ。

●編集部注
古今東西問わず、政が相場に絡むと罫線が歪む。
七月の罫線は突飛な線やマドや星が出ている。
八月は金大中事件等、

世相が不穏な空気で充満する。 
不穏な空気の中、
商品市場の仁義なき戦いは
映画同様、泥沼化していく。

【昭和四八年八月一日小豆一月限大阪一万六五一〇円/東京一万六五九〇円】

来週から夏枯れに拍車 上海総合17日まで見守る必要 (2015.08.05)

 見送られ大半続落。まちまちで引けた。海外も気迷いに包まれ、唯一上海総合指数が急反発。3756(+3.69%)の引け。7月23日の戻り高値4123まで91%戻した。NY ダウが7月24、27日に3月11日の安値1万7635ドルを切り三尊天井。

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