証券ビュー

疑心暗鬼 いつ見切りの決断つくか (2018.09.12)

昭和の風林史(昭和五七年八月十九日掲載分) 
輸入大豆は火を噴くはず
輸入大豆は底入れ→大出直りだから
買い一貫。
小豆は大下げの前夜だから売り一貫。
依然として輸入大豆は買い方針でよい。
それはこの相場が大底を叩いて、
いま出直りの
非常に若い時期にあるからだ。

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一変した首相の評価 引け後、流れる日本株買いの情報 (2018.09.12)

 円安に振れ続伸。日経平均中陽線の引け。窓を空けて上放れた。5日移動平均線2万2482円に25日線2489円も上回り、半値戻し2602円を突破。14日メジャーSQのお膳立てとみられる。

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強弱上手の相場へた 不自然さは 長続きしない (2018.09.11)

昭和の風林史(昭和五七年八月十九日掲載分) 
輸大は急騰、小豆は暴落
輸入大豆買いは今からでも遅くない。
人々が唖然とする暴騰波動。
小豆は暴落必至。
オーディナリー(製油用)より
安い値に叩かれた穀取輸入大豆は、
要するに市場内部要因によるもので
いわゆる一種の極限状態だった。
そのような不自然さは
長続きするものでない。
下げるだけ下げて、
灰汁(あく)が抜けただけに
輸大は成り行き買いよしのところで、
S高の連発も当然くるだろう。
その時、人々は唖然とする。
だから買っておかなければ話にならない。
なにがどうだから、ああだこうだは、
いわゆる相場の強弱。
世の中、
強弱上手の相場へたという人が多い。
本当は強弱なんか上手でなくてよい。
儲かればよいのである。
小豆のほうは、輸大とは逆に売りである。
先限の三万円割れがある。
ケイ線がそれを物語る。
買い仕手が抱えていた現物が
バラバラに散った。
そのことだけでも供給は潤沢になっている。
まして作付け面積は、かなり増反している。
作況のほうは、まず平年作にキズがつく程度。
そして輸入外貨枠がまだかなり残っている。
産地の相場がとにかく重い。
もの言わざれど色おのずから現わる。
三万一千円から三万円大台割れに
ストレートの下げは直撃であろう。
八月12日が結局今年の夏相場の天井だった。
小豆弱気を書いているから
電話がかかってこない。
買い玉持って頑張っている人にとっては、
電話する気になれんのだ。
人気の強さというものが、それだけで判る。
その強人気が、
もうすぐひっくり返ってくるだろう。
小豆売りは早いもの勝ち。
●編集部註
 兎角この時期は
〝夏枯れ〟という言葉が使われやすい。
ただ〝夏枯れ
という単語を使いたいだけじゃないか
と思しきものもあるが、
紙面と相場には〝夏枯れ〟が存在する。
 明らかにこの時の小豆相場は
〝夏枯れ〟相場と言えるだろう。
これからこの相場は
枯れに枯れまくる展開を見せる。
 昭和の初め、
紙面の〝夏枯れ〟を補うため、
ある新聞記者が
当時存命だった資生堂の創業者や
彫刻家高村光雲、政財界の大立者などの
ところに足を運んで
食にまつわるインタビューを慣行。
これを記事にした。
 この新聞記者は子母澤寛と名を変え、
戦後は小説家として大成する。
 彼の新聞連載は
当時を振り返る随筆と合わせて
「味覚極楽」という名で
一冊の本になっている。

打つ手なし適応迫る リーマンショック10年裏をかく動き (2018.09.11)

 週明け小反発。日経平均小陽線の引け。戻りが鈍い。前週末の米雇用統計発表を好感し、4~6月期GDP2次速報値が上方修正される一方、上海総合安や米政権の追加関税収まらず。日本に対し強硬姿勢など差し引きしたもの。

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活況さらに続伸 シンポ 9月11日 (2018.09.10)

新たな仕込み始まる 
関西引き合い目立ち海外尻上がり
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 シンポ(5903・JQ)は活況。一段とスケール拡大。さらに続伸の見通し。前期連結14.7%増収、21.0%営業増益が物語るもので連結ピーク更新。増強を迫られた。

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