証券ビュー

企業レポート

340年の暖簾 岡谷鋼機      1月4日 (2011.12.31)

レポートスペシャル

失った流れ取り戻す

未達の中期計画に追い風

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岡谷鋼機(7485)は1、2Q予想以上。3Q堅調な模様で4Q追い込みの真っ只中。リーマンショックで失った流れを取り戻した。今期は震災、原発事故、節電、円高、タイ洪水、TPPなど何でもござれ。どれも前向きに消化吸収。7月5日予想発表、9月28日の上方修正が手掛かりだ。

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調整一巡巻き返す スズケン    12月29日 (2011.12.28)

曲がり角にきた皆保険

体力がモノをいう2012、13年

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スズケン(9987)は調整一巡。3、4Q巻き返す見通し。徐々にバランスを取り戻した。11月4日の上方修正によるもので、未妥結仮納入28%が焦点。2012年の薬価改定を控え調査対象から除外されるためで、経済合理性に基づき総価から単品単価取引移行を説く卸業連合会(94社)の声明と一致。同連合会は2011年に設立70年を迎えたが、

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増益に転換 キムラユニ   12月28日 (2011.12.27)

戦前戦後3度目の転機

NLS・3PLと海外に活路

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キムラユニティー(9368)は予想以上。10月12日、11月2日修正発表。微増収減益から増収増益に転換した。震災、円高、タイ洪水などトヨタの影響が気掛かりだが、NLS(ニューロジスティックサービス)・3PL事業が2Q連結累計31億円(24%増)に拡大。通期62億円見込んでいるほか、海外重点地区の中国天津・広州子会社が成長し同11億円(53%増)計上。

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次の展開に備える エイケン 12月22日 (2011.12.21)

この不況下で設備一新

稼働に伴い半年、1年後楽しみ

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エイケン工業(7265・JQ)は踊り場。次の展開に備えるところ。今、来期正念場とみられる。直近3期リーマンショック、震災、原発事故など混乱を消化。鋼材高吸収、設備一新に取り組んでいるためで、今期一転減収減益の見通し。現時点で計算すると鋼材7000万円、償却負担増3000万円相当の減益要因。しかし、引き合いが増加している韓国車をはじめ円建て輸出が堅調。11、12月予想を上回り今後増収も考えられる。

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近く中期計画 電話施設   12月21日 (2011.12.20)

モバイル系でも実績

光の道半ばだが来年上昇運

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日本電話施設(1956)は日柄調整。次世代通信インフラ途上。政府による「光の道」半ばを反映している。NTT(9432)のトレンドと重なるもので、福岡や広島に営業拠点を開設。モバイル系でも実績を積み上げる構え。NGNサービス、光関連工事の拡大が続いており、近く中期計画を取りまとめる旨明らかにした。6月に追加出資して連結子会社にしたBMT社もこの一環。

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