今年と来年が前途左右 力尽きた欧米の資本主義経済 (2012.03.09)
一転して高い。4日ぶりに持ち直した。欧米反発、金・原油高を受けたもので円安も手掛かり。8日財務省が発表した1月の経常赤字4373億円が効いた。3年ぶり赤字転落、27年ぶり過去最高のおまけつき。所得収支1兆1326億円黒字がオチである。一方、ギリシャ債務交換、米雇用統計、SQにも目星がつき、13日のFOMC向け不胎化による第3次緩和検討が伝えられたのも支援材料。リスクマネーが戻ってきた。
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9日から時間との闘い ドジ踏むと夏場から来年副作用 (2012.03.08)
6日NYダウ203ドル安。ポジション調整を促すもので全面安。目前になってギリシャ債務交換期限、米雇用統計、SQなどまとめて織り込む気配になった。13日FOMCを控えているためで、日経平均も3日連続安。主力中心に日柄整理とみられ、リパトリが一巡する20日前後底入れ。
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もつれて当然の足取り 彼岸底明けと裏情報も焦点 (2012.03.07)
節分から持ち越した彼岸底。6日も手掛かり難で見送られた。米国の大統領予備選スーパーチューズデーが盛り上がりに欠け、週末にかけてギリシャ国債の債務交換期限、米雇用統計発表、SQなど売り買いポジション調整。もつれて当然の足取りだ。このため、受け皿が橋や道路など復興関連の一角。■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)など高い。
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日本を笑えない状況 節分から持ち越した彼岸底 (2012.03.06)
小動きまちまち。高値整理3週目。節目にさしかかる。9日SQ、同日米雇用統計発表、ギリシャ民間債権者の債務交換参加率(目安90%)が決まるためだ。前週まで飛び交った先物の仕掛けが下火。債券、為替も年度末特有の決算対策。節分から持ち越した「彼岸底」が気になるところ。20日ギリシャ償還期限がついて回る。世界的な金融緩和、40年円高20年デフレの修正場面。2、3月初動とみられ4、5月第2幕。
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日本はこれから真骨頂 やがて欧米の換物運動波及 (2012.03.05)
売り買い交錯。決算対策シフト。先物と現物の裁定取引が急増している。AIJ、エルピーダの波紋が広がる一方、ギリシャ2次支援合意も流動的。後者の場合、9日民間債権者の債務交換参加率(90%目安)が決まるだけに厄介。当日SQにあたり前日混乱しそうだ。前者も金融庁の調査で、第2、第3のAIJが予想され年金運用のダメージが広がる見通し。
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