日柄一巡し値幅整理 今となれば個別の企業にスポット (2018.01.31)
安寄り後下げ渋り。後場、先物売りに一段安。引け全面安になった。米国株安を受けたもので、米10年債利回りが一時2.72%をつけ3年9ヵ月ぶり。
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2月13日に3Q発表 大同メタル 1月31日 (2018.01.30)
中期計画後半大詰め
軸受のほか関連事業に先手打つ
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大同メタル工業(7245)は連結復調。中期計画後半大詰め。直線コースに入った。昨年11月14日の下方修正を受けたもので、償却負担増と負ののれん償却を加味すると、滑り込みセーフの際どいタイミング。
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昭和の風林史(昭和五七年一月二十一日掲載分)
買い方は持久戦で待機中
崩れようがない。
押したところは買いたい人気である。
長い目で見ていくところ。
小豆の証拠金を下げてもよいのでないか
という声が多くなった。
冬山眠るが如き市場に対しての
焦りが出てくる。
証拠金の増減は各種規定もあるが
取引所の判断であり、
会員の意向が反映されて決まるものである。
商いが出来ないから
証拠金を下げるという考え方は定見がない
という人もあるが、
取引員としては、
商いがしやすいほうがよい。
まして穀物が主な取引員のセールスマンは、
小豆の証拠金引き下げを
千秋の思いで待っている。
相場のほうは
在庫がふえてくる傾向の時期だけに
押しても不自然でない。
下げたら買いたい人が多い。
一体どのあたりまで下げたらよいのか。
二千八百円あたりなら買いたい。
もう四千円は抜けないのか。
抜けない事もなかろうが、
支援材料がない。
よく買い方の顔ぶれがよいなどというが、
幾ら顔ぶれがよくても力がなければ
雛節句の人形である。
売り屋がいないということもいわれるが、
いないのではなく目に見えないだけである。
思うのであるが、
今の小豆相場は
長い目で見ていくところである。
その考えの骨組みは
次元の違うところで
操作されている輸入枠の調整と、
官民あげて相場を崩したくない
という総意であろう。
これは輸出する側の
中国も台湾も同じ考えだと思う。
そしてそのような現象を見て取って
肌で感じているのが相場師である。
だから今年の小豆相場には、
えたいの判らない投機資金が
流れ込んでくるだろうし、
安ければ幾らでも買いものが入る。
その事を相場が一番よく知っている。
●編集部註
本文に〝証拠金の増減は
各種規定もあるが取引所の判断であり、
会員の意向が反映されて決まるもの〟
とある。
賭け事と商品先物取引を同列で語ると
怒る人がいるかもしれないが、
オッズや掛け金の選定がダメダメな賭場に
未来がないように、
目先の意向に縛られて
相場を張る人の目線に立って
臨機応変に対応出来なかったツケを、
我々は今現在支払っているのかも知れない。
ちょっと前まで、
TOCOMの注文方法は
アルファベットの羅列で最悪だった。
取引する者の事など考えぬ、
外国かぶれの取引経験の浅い
似非相場ヲタクが考えた
としか思えない酷い物だった。
現在、少しずつ商品先物取引側が
〝お客様〟に向き合い始めている。
注文もより明確になり、
限月なしの銘柄も登場。
相場自体も長期サイクルの観点では
大底を打ち新サイクルに入っている。
未来は明るいと思う。
消化難で示しがつかず ビットコインがバブルのアンカー (2018.01.30)
週明け模様眺め。買い一巡後見送られた。前週末、米主要3指数が最高値を更新する一方、金融庁が仮想通貨流出を巡りコインチェックに業務改善命令。消化難で示しがつかない。1ドル108円台の円高、米10年債利回り2.698%も足かせ。
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化ける公算大きい 大宝運輸 1月30日 (2018.01.29)
持ちこたえ光明見出す
何も起きないと上方修正確実に
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大宝運輸(9040)は正念場。3Q持ちこたえ4Q追い込み。自ら光明を見出した。積年の懸案を解決するもので、昨年9月4日愛知労働局長から長時間労働に伴う是正指導を受け、同10月末改善報告書を提出。一定の評価が得られた。
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