目を離せない今来週 2万2000円に届きそうな足取り (2019.02.27)
買い一巡後反落。日経平均中陰線の引け。後場一段安だ。前日ダウ60ドル高(一時209ドル高)を受けたもので、米株価指数先物安がきっかけ。昼頃インドがパキスタンを攻撃と伝えられ事なきを得た。
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勝者は勝ちやすきに勝つ (孫子兵法) (2019.02.26)
昭和の風林史(昭和五八年二月十二日掲載分)
勝者は勝ちやすきに勝つ
大衆パワーは
勝ち味をおぼえ
行くところ敵なし
出遅れ輸大を買う。この熱気凄い。
大衆の熱気というべきかムードで買う。
円が高い→よろしい大豆は押すだろう→
押しを買おう。思ったほど下げない。
しからば少し買ってみよう→
相場は高い→買い玉は回転。
また押しを待つ。
大豆だけ見ている大豆商売専科は、
判らないと首をかしげる。
砂糖にしても
砂糖のみ見ている砂糖専科は、
相場が判らない。
ゴムまた然り。
輸大は、シカゴ大豆期近が、
言っていた五㌦86の抵抗トレンドにきた。
ここで止まるはずだが
行き過ぎて五㌦82は、
向こうの投機筋も買う半値押し。
コーンが高いから
シカゴのムードも上げ潮である。
輸大の当限ピン受け作戦は
大きな反響を受けた。
叩き屋ヘッジャーに、
そうそうやられてたまるかい
という反発心がある。
よろしい、
仲間達で三枚ずつ受けよう―
という声もあった。
これが人海戦術で
全国的な波になれば
四、五百枚の玉は消えてしまう。
大衆筋は
ゴム、精・粗糖、輸大で
勝ち味をおぼえた。
このムードが怖い。
孫子兵法でいう
『勝者は勝ちやすきに勝つ』だ。
それ即ち勢いなり。
売り屋は
唖然とする大衆パワーの源泉が
判っていないからだ。
お金があり余って行き場を求めている。
そして
“我れにセントへれんちゃんあり”。
エルにょろにょろもある。
四千円抜けから
四千五百円に進むトレンドだ。
定期は場勘戦争だから、
現物ヘッジの輸入商社だって
S高連発がくればオーバーヘッジ分は
火だるまで踏み上げてくる。
どうも、そのような相場になりそうだ。
小豆は大衆見向きもしない。
それでよいのだ。
小さな小さな盆ゴザである。
しかもホクレンなどの
いんちきサイコロ見破っているから
近寄らない。
●編集部註
二日続けて〝小さな盆ゴザ〟のお話である。
今と違って、この頃は時代劇が
テレビでも映画でも
当たり前のように流れていたから、
読む側も理解しやすかったろう。
理解は出来たが
行動出来なかっただけだ。
いや、自分が昔の時代劇で
進藤英太郎が演じているような
悪い貸元だと
気づいていなかったのだろう。
長いものに巻かれず、
忖度もせず、
ビジョンを持ち
素人さんを大事に育てていれば、
賭場はラスベガス並みになり、
取引所はシカゴ並みになり、
「オーシャンズ11」や
「大逆転」のような映画の1本や2本、
日本を舞台に作られていた事だろう。
よくも悪くも波乱含み 3月6日から天王星おうし座入り (2019.02.26)
週明け反発。日経平均小陰線の引け。後場小動きだ。25日朝、トランプ氏が米中協議進展に伴う関税引き上げ延期を表明。上海総合好感を受けたもので、問題解決にならず日米交渉待ちという。
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旋風巻き起こす マキタ 2月26日 (2019.02.25)
ピーク更新来期も強気
理に叶った増強で伸びしろ大きい
企業HPご案内 前回の企業レポート
マキタ(6586)は踊り場。連結ピークを更新し高水準。来期も強気だ。全体の約2割をしめる国内(3Q連結累計10.8%増収)、海外(同3.9%増)ともに尻上がり。
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米中に米朝も時間稼ぎ 3月を乗り切り10連休折り返し (2019.02.25)
前週末5日ぶり小反落。日経平均小陽線の引け。後場下げ渋った。21日ダウ103ドル安、翌日同181ドル高を巡るもので、世界経済減速懸念と米中協議合意期待が主因。
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