証券ビュー

計画線を確保 エイケン   6月9日 (2011.06.09)

浜岡停止の影響軽微

社運踊り場、社長上昇運

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エイケン工業(7265・JQ)は計画線。震災にめげず健闘している。直接被害がなかったほか、懸念された中電浜岡停止の影響も軽微。1、2Q減収ながら純益を除き予想を上回った。円高、原油・鋼材高、前期最高になった輸出の反動、さらに震災対応を迫られたものの見込み利益を確保。通期では計画通りという。

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反転待ち ショクブン   6月8日 (2011.06.08)

今期1Qがポイント

高齢化進み宅配需要伸びる

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ショクブン(9969)は反転待ち。震災を受けて大底圏に入った。消費者の節約、業界の価格競争、調達難の食材も響いているためで、前期5年ぶり純損を計上し3円減配。今期巻き返す構え。例年需要期の3Qが焦点になる。

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好転も事実 東海ゴム   6月7日 (2011.06.07)

反転した矢先に大震災

前半落ち込み後半取り戻す

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東海ゴム工業(5191)は一服。踊り場にさしかかった。前期反転した矢先に大震災。連結売上高の8割を占める自動車減産、電力供給制約、円高など依然予断を許さないためだ。5月12日の決算発表から今日まで業績、配当予想も白紙のまま。震災後、980円(1株当たり連結純資産1395円)を中心値にもみ合っている。この間、好転したのも事実。

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再び反転 カネソウ   6月3日 (2011.06.03)

12年にかけて持ち直す

独自の提案が受ける時代に

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カネソウ(5979)はボトム圏。再び反転のきっかけをつかんだ。前期5年ぶり増収。依然黒字を確保し15円配当を維持しているためで、遅かれ早かれ震災に伴う復興需要も新たな手がかり。12年(創業90年)にかけて持ち直す公算が大きい。1Qは例年前期末の反動もあり低調だが、水準をさておき今期大幅な増益を見込んでいることも事実。2Q以降徐々に数量増、値戻しを期待できそうで、3~4Q意外な展開も考えられる。

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ステップアップ カネ美   6月2日 (2011.06.02)

総菜の可能性を提案

3大都市圏中心にインフラ魅力

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カネ美食品(2669・JQ)は浮上。じわり締まってきた。商品改革、コスト構造、売り場、効率、教育などリーマンショックに伴う全事業活動見直しによるもの。震災・復興に際しスーパー、コンビニのほかデパート、駅ビル、駅ナカ、さらに夕食宅配参入など総菜事業のステップアップに直面。3大都市圏中心に15工場、303店舗(前期末)の脱皮が課題である。09年(40周年)が最大の節目。リーマンショックのさなかにトップ交代を表明。直近2期ユニー、サークルKサンクスが大揺れの中で比較的安定した実績を確保。

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