証券ビュー

アンコール伊勢町

円高こなす日本企業 NYダウ初動に15、16日転機 (2011.08.11)

 大荒れの8月。NYダウを初動に世界の資本市場が動揺した。4日512ドル安、8日634ドル安に対し、9日反転し429ドル戻した序盤戦。債券、為替、金・原油先物も動転し追い証続出。12日SQ、15日米国債集中利払いを控え中盤戦。借り換えを促すため株高に持ち込む模様。日本のインパクトも予想以上とみられ、15日仏滅、16日大安だけに、前日8月の2番底断固買いと述べた。

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まさかの事態に備える 米欧限界に達し日本に御鉢 (2011.08.10)

 12日のSQ値9054円。いよいよ一戦交える印象。思わず緊張した。7月持ち上げ8月下に振り、再び戻し15、16日を迎えるためで、米国債集中利払いが焦点。日本はつべこべいわないが、中国がドル安や格下げに伴う埋め合わせを要求。10日先物で一時1800ドルを突破した金相場と取引することも考えられる。以前米国が中国に送りつけた決済用金の延べ棒に、金と密度が同じのタングステンメッキが見つかり、白黒つかずこじれたまま。

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8月の2番底断固買い  ファンド売りが峠越すと急反発 (2011.08.10)

 8日NYダウ634ドル安の波紋。前週4日512ドル安に次ぎ、まさかのトレンドそのもの。日本の98年当時に似ているという。8日の米国3市場出来高175億株が手がかり。昨年の1日平均が85億株といわれ倍以上。パニックといえなくもない。7月にソロスが40年のファンド運用から手を引いたと伝えられ、8月になってファンドの持ち高処分売り続出。まだ相当残っているという。そこで、日経平均7月の戻り高値1万0207円をもとに、黄金分割で目先の下値を計算すると8570円。出来高も膨らみボトム圏と考えられるが、買い戻し一巡後下げ渋り。

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ドルを買えと玄人筋  60年続いた円高が終わる場面 (2011.08.09)

 週明け、まさかのトレンドを引き継いだ市場。取引開始直前のG7緊急電話会議が印象的。「協調することで一致した」との共同声明。しかし、円ドルは78円台半ばから78円割れに上昇。本音で動いている。9日FOMC、15日集中利払い、15~18日の米経済関連統計発表もドル安の材料といわれ勝手が悪い。日本も煽りを受けて円高デフレに拍車。

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まさかのトレンド学ぶ  日本経済より米欧の限界早い (2011.08.07)

 8月2日以来まさかのトレンド。4日NYダウ512ドル安から実線になった。08年12月1日679ドル安につぎ2年8ヵ月ぶり。ナスダック、金・原油先物も軒並み安。5日米雇用統計のほか、15~18日集中する米経済関連統計発表も気がかり。旧盆明け、NYダウ1万ドルの攻防が視野に入った。米欧信用不安連鎖によるもので、日本にとっても影響が大きい。しかし、5日述べたように今年、来年リーマンショックを上回る調整なし。

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