最後の円高勝ちいくさ 8月2日からまさかのトレンド (2011.07.29)
28日、起き抜けNYダウ198ドル安で決まり。ナスダック75ポイント安、金先物1.7ドル安、シカゴ9月物9910円という。日経平均は100円安前後で売り物を吸収しもみ合い。引けを見ると、7日に1万0137円をつけたものの7月往って来い。6月が渋い陽線だけに8、9月もNY任せ。3月の震災で値幅、以来4ヵ月日柄整理しており心配ない。米欧は7月から地獄の1丁目。まさかのトレンドに入ると述べた。
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最後の円高を吟味する 債務上限引き上げ時間稼ぎ (2011.07.28)
売り先行で始まり模様眺め。大半見送られた。米連邦債務上限引き上げ難航と円高が主因。27日述べた■■■■(****)の戻りと■■(****)の続落が印象的。すべてを物語っている。ソロスが40年引き回したファンド運用を諦めたという。債務上限引き上げが8月2日までに決着しないと、退陣表明後続投している首相と似たようなケース。米国債利払いが集中する15日以降支障が出てくる。
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旧盆明けから次の幕 ニクソンショック40年のてん末 (2011.07.27)
青菜に塩。40年円高と20年デフレの最終段階。転機は来年2月という。どちらも日柄によるもので、相場の限界といわれる。26日午前10時過ぎ、米大統領演説を受け円ドル77円95銭。即刻ポジション調整の買い戻しが入り、78円台前半に持ち直した。又貸しに追い貸しという米欧信用不安の痛みを散らし、円ドル、円ユーロに折り合いをつける行程。
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あり得ない米国崩壊 期限切れでもデフォルトなし (2011.07.26)
週明けまちまち。戻り売りと押し目買いが交錯した。前週末NYダウ43ドル安、ナスダック21ポイント高に呼応するもので、金と原油先物もしっかり。日経平均は反落したが、21日ギリシャ第2次支援を織り込み、8月2日米連邦債務上限引き上げを巡りもみ合い。22、23日にオスロで連続テロ事件、中国でも高速鉄道事故があり緊迫感もうかがえる。78円台が地相場になった円ドルにも出ており、期限の8月2日で決着しそうにない。
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現在デフレの最終段階 どんな材料でも悲観及ばず (2011.07.25)
21日、基金拡充でまとまったユーロ圏首脳会議に対し、NYダウ152ドル高、ナスダック20ポイント高、金先物4ドル安の反応。19日の上げより羽振りが悪い。日本は78円台の円高をかぶり迷惑千万。日経平均の上値が重い。外資は売りたい強気、国内勢が買いたい弱気とみられ、目先張り一辺倒。買い一巡後、持ち高整理も定番になった。次は、8月2日米国版。連邦債務上限引き上げが難航しているためで、同15日集中する米国債利払いと引っかけてニクソンショック40周年。連中、日本の終戦記念日だけにしつこい。売りたい時に上げ、買いたい時下げるのもお馴染み。6月22日、持ち上げて下に振ると述べた通り。
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