横行するめくらまし LIBOR表沙汰びくびくするな (2012.07.18)
3連休明け、比較的確り。円高一服、先物が買われた。前場中頃「断固たる措置を取る」財務相発言と17、18日FRB議長の議会証言によるもの。一時的に需給が締まり不動産、医薬品、小売りなど堅調。LIBORやイタリア13行格下げ、2012年IMFの経済見通し0.1%下方修正など逆風に違いない。世界の実需を物語るバルチック海運指数5日連続安が気になる。
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100年以上の会社 欧米比較にならず日本ダントツ (2012.07.17)
13日NYダウ急反発にかかわらず、欧州・米国経由の株安。12日、イタリア国債2段階格下げが伝えられ6日連続。貸し込んだ独、仏、英、米国籍の銀行もつかまった。2010年5月からギリシャを振り出しに2年有余追加緩和一辺倒のステロイド漬け。ドル、ユーロ特融によるもので、彼らが増刷した分円高。やむなく追随した日銀を勘案しても日本の資金が担保。欧米、中国も実質債務超過といわれ、ATM替わりに使われている。
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世界一高いブランド国債 殺されたはずの日本だけ残った (2012.07.13)
13日のSQに備え、11日引け間際からポジション調整活発。3週遅れのFOMC議事録で追加緩和後退を確認し、12日後場日銀の緩和見送りに対応。日経平均が25日移動平均8785円(11日)、オプション行使価格8750円を割り込み、さらにポジション調整を迫られた。11日、日本の10年債利回り0.780%に低下。当座預金といわれる短期国債3ヵ月物の応札倍率20.77という。莫迦げているが、海外から見ると世界一高いブランドもの金融商品。
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手掛かり難でも続行 プログラム通りフィナーレまで (2012.07.12)
依然、手掛かり難。取りつく島がない。前・後場通して見送られた。欧州救済基金に対し10日ドイツが合憲の有無を先送り。来年7月稼働を1年繰り上げたESMもイタリアで立法手続きに支障。バークレイズの不手際といい、いかにも欧州らしい。欧米に中国、インドも景気頭打ちが伝えられ、臆面もなく追加緩和にぶら下がった相場。
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動き鈍い国際金融資本 世界最強の円がラストリゾート (2012.07.11)
前場買い戻しが入り反発。後場一巡し見送られた。6、7月金をはじめ原油、株、債券など9月物中心のトレンド。4、5月売り煽りで下げた割に戻りが鈍い。9日に10年債利回りが0.790%まで下がり、日本でも明らかに国債バブル。日経平均4日9136円を戻り高値に連日見送りが目立つ。外資系の動きが鈍いためで、前日述べたFRB創立100年、バークレイズの不正金利操作も影響している。
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