証券ビュー

窓を相場は埋める 売るだけ売らせればよい (2017.04.18)

昭和の風林史(昭和五十年四月十二日掲載分)
強烈逆襲可能 産地は端境現象
無いとは言えない値先限の一万七百円。
あれば嬶質だが、これだけ弱い市場、必ず反騰する。
「花の山雨に終日静かなり 静堂」
見方にもよるが、大手亡は、すでに端境期現象と思う。

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17日リバウンド入り 北朝鮮より経済合理性の方がマシ (2017.04.18)

週明け自律反発。日経平均一時111円安。後場持ち直した。買い戻しによるもので、1ドル108円台前半の円高一服。18日東京で開催される米副大統領と副総理の「日米経済対話」が手掛かりになった。

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均衡表雲の中に突入 日米経済対話 (2017.04.17)

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先週末は米市場休場。
ただ、発表された3月小売売上高の影響等から
円高進展。
東京時間さらに108円10銭台まで進み、
先物は18190円まで。

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判り過ぎた弱気面前で大舞台変わり (2017.04.17)

昭和の風林史(昭和五十年四月十一日掲載分)
手亡は買いだ 目に見える反騰
利かすだけ利かしたという手亡であるが、
三空叩き込みの反動はきついだろう。
小豆もち強気論。
「山吹のなを一枝の暮春かな 虚子」
手亡は大出来高で取り組みの掃除をした。
そして材料的にも出るものは出た。
値段で産地の品物を呼び前二本(四、五月限)は
行ってこいの下げだが、
相場としてはこれで灰汁(あく)抜けである。
先月27日から今月7日までの急騰で空けた窓を埋め、
さらに下げに加速度がついて
夜放れ安の〝三空叩き込み〟だが、
この下げ過程で空けた窓は必ず埋めよう。
手亡先限は半値から三分の二押し
と見ていたがほぼ全値を消した。
千円棒を立ててすぐに、
千円棒が折れるという激しいこの動きは、
先行きの大展開を暗示するものである。
取り組み面で注意しておかなければならないのは、
現在の顔ぶれのよい売り方が買い方に転向し、
現在の買い方が売り方に転ずるという
面前での大舞台変わりである。
天候相場入りというタイムリミットがあるため売り方も、
一万二千円割れは総利食いの場所になるだろう。
来月は産地で早々と新穀限月が登場。
従って、水準を下げるだけ下げた今の限月は、
新穀限月の動向に影響されることであろう。
ピービーンズの格差四千円という事も
悲観的な面ばかり強調されていて、
虐待格差がもたらす十一月限からの
純粋手亡相場をあまり深く考えないようだ。
今年が作付け大幅減反。
天候異変なら、当然新穀限月は凄い相場になろうし、
今の限月も値打ちが出てくる。
スペキュレーションは常に
市場人気の裏側を考えておかなければならない。
万人総悲観の今なら手亡は、
先行き強烈な反騰を暗示していると筆者は確信している。
小豆相場はどうか。
先限七千円中心の動きであるが、
手亡安で地合いを悪くしたり、
金の延べ棒、買い場になる。
三月20日の、まるで、
こぼれ落ちたような瞬間的安値、あれが底である。
万が一、先限が七千円を割るようなら、
嬶質置いても買うところである。
小豆、手亡とも、こんなに弱気ばかりの市場は珍しい。
判り過ぎた弱気である。必ずこの裏、反動がくるだろう。
●編集部注
相場格言にある「大衆は全て間違っている」と。
相場に絶対はないが、古今東西を問わず、
この格言は必ずしも間違ってはいなと思う。 
平成の御世にNY金の上昇要因として
「第三次世界大戦が始まるようにみえる」からと
市況に書かれたら、
玄人はやはり警戒すべきであろう。
【昭和五十年四月十日小豆九月限
大阪一万七一一〇円・五〇円安/
東京一万七一八〇円・三〇円安】

何も起きなかった仮説 地政学リスクを材料に金融戦争 (2017.04.17)

 前週末リスクオフ。日経平均4日連続安。昨年12月5日以来の安値で引けた。小口売りによるもので、米軍のアフガン空爆が主因。米主要3指数続落を受けて「有事の円買い」に跳ね返った。

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