証券ビュー

じり貧には粘り腰必要 指数にこだわらず個別企業に活路 (2018.11.06)

 週明け反落。日経平均小陰線の引け。前週末の反動だ。米政府高官が月末トランプ氏の指示した米中首脳会談で貿易合意を否定。5日、上海で輸入博開幕に習氏が市場開放を強調。にもかかわらず、上海総合安が響いた。

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諸般の情勢手探り 期して待つものあり  (2018.11.05)

昭和の風林史(昭和五七年十月八日掲載分)
輸大期近は警戒ラインへ
輸大は円安と煎れ高で
人気は非常に強くなっているから
盛りのよいところを売る。
小豆は二万八千五百円中心にジグザグして、
その間に行政の方向や一元集荷の成り行き、
あるいは自由化問題、次期枠など
諸般の情勢を手探りするわけだが、
小豆相場に対する人気が
盛り上がらなければ薄商いの中での
出回り最盛期だけに、
産地のちょっとした売り物で
相場は軟化してしまう。
いまの相場は、
買う人は買って引かされているから
黙って辛抱している。
売っていた人は、
まだそのままか利食いして、
利食い組は二万八千円割れを買おうか、
それとも二万九千円台の戻りを待って、
売り直すか待ちの姿勢。
気分としては、今年の二月以来、
小豆の強気好きは
苦しきことのみ多かりて心労続きだ。
大勢トレンドが大なだれだっただけに、
買うのが好きな人は激流に、
ただ押し流されてきた。
本年は六甲伝によると
三月甲で安回り下げに向かうとある。
そしてその相場が実現した。
取るだけ取ってきた人は、
魚の尻尾まで取りにいくことはない。
二万八千円割れが
あろうとなかろうと、
みておくのがよい。
輸入大豆は円安で押し上げている。
これで強気にさせられると、
あとがひどいと思う。
期近に対しては絶対の買いだ―
という強気ばかりになった。
人気がこんなに一致して
強くなった現象を警戒する。
ワンサイクル
買うだけ買ったあとの反落、
期して待つものあり。
円相場も反騰に転ずれば
あれよあれよとなろう。
生糸のほうは今月の渡し物が
二千俵ないし二千五百俵
という予想。
買い方が今月も受けてしまうと
当限は当然高納会だろうが、
来月も三千俵の渡し物予想だけに大変だ。
●編集部註
 相場が細かくなると、
必然的に相場の見方も細かくなり、
当然記述も細かくなる。
 玄人さん、マニアさんには
良いかも知れないが、
素人さん、ご新規さんには
きつい展開である。
 休むも相場だが
素人はそんな格言を知らない。
成績と生活がかかっている先物営業マンは
せっつく。
ならば、と手がけて負けてしまい、
商品先物市場から退場する。
 こんな流れだろうか。
 自虐的な記述だが、事実、
ここでお客様を大事にした会社は
今も生き残り、
大事にしなかった会社は駆逐された。
 マニアや玄人しか
相手にしなかった会社も
衰退していったように思う。

月末まで乱高下続く 警鐘鳴らすたび裏切られるメディア (2018.11.05)

 前週末急反発。日経平均中陽線の引け。後場中頃買い一色になった。トランプ氏が月末G20 ・米中首脳会談で習近平氏と貿易合意を目指す旨伝えられ、真意を測りかねた売り方が買い戻しを迫られ一時621円高。その後伸び悩んだ。

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強弱はないけれど 強行突破は息切れしよう (2018.11.02)

昭和の風林史(昭和五七年十月七日掲載分) 
小豆は買える段階でない
小豆はまだ底が入っていない。
輸大売り。生糸も売り。
相場は時間調整の待ちの姿。

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息切れ本格反騰待ち お試し11月まで5ヵ月後に本番 (2018.11.02)

 3日ぶり反落。日経平均中陰線の引け。息切れという。米ISM製造業景気指数や米雇用統計発表、来週の米中間選など見越したもので、前日■■■■■■(****)の来年度2~4割値下げ発表を受け大手通信3社が大幅安。

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