今期予想も横棒 中部鋼鈑 5月13日 (2011.05.13)
もう一段コスト競争力
リーマン直後の8~9割目安
中部鋼鈑(5461)はリバウンド一巡。3・11震災を境に踊り場入り。今期予想も昨年同様横棒になった。前期はリーマンショックで消えた実需(直前期数量65%減)が2.2倍になってはね返ったが、今期は震災の影響が余りに大きいためだ。
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トータルで機動的な対応
5月後半にホンダが事業計画
武蔵精密工業(7220)は反転一巡。急ブレーキがかかった。前期4Qの震災・円高によるもので、ホンダの被災と減産が主因。前期ほぼリーマンショックを吸収し、国内と海外8ヵ国の全生産拠点黒字になった矢先、4~6月生産調整に入った。ホンダは5月後半に今後の事業計画をまとめるというが、現時点で11月が通常操業の目安という。同社の場合、主力製品のボールジョイント、カムシャフト、ギアなどホンダグループ依存度73%(前期連結)。うち4輪55%、2輪車45%。今期半々か逆転の見込み。
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トータルで機動的な対応 5月後半にホンダが事業計画
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武蔵精密工業(7220)は反転一巡。急ブレーキがかかった。前期4Qの震災・円高によるもので、ホンダの被災と減産が主因。前期ほぼリーマンショックを吸収し、国内と海外8ヵ国の全生産拠点黒字になった矢先、4~6月生産調整に入った。ホンダは5月後半に今後の事業計画をまとめるというが、現時点で11月が通常操業の目安という。同社の場合、主力製品のボールジョイント、カムシャフト、ギアなどホンダグループ依存度73%(前期連結)。うち4輪55%、2輪車45%。今期半々か逆転の見込み。2輪車は採算がいいうえ新興国向け伸びも高いためで、これまでの成功モデルを4輪車に応用できる。事実、今回の調整は「事業再編の必要がない。実際に需要があり供給側に問題がある」(大塚社長)と持て余している印象。
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次世代の節目 大宝運輸 5月11日 (2011.05.11)
支店再構築打ち出す
出会い交流あらゆる可能性
大宝運輸(9040)は節目。次世代の立ち上げ。転機を迎えた。10年(創業90年)と11年(設立60年)にかかるもので、昨年リーマンショック吸収、今年大震災収拾の年回り。昨年6月11日から小笠原忍社長(42)と宮下取締役中心に新体制。経営陣若返りが最大の手がかりだ。目下や部下の支持が増えてくると次の流れができる。現場は輸送量減少、価格競争、燃料高など四面楚歌。震災の影響でトヨタ系の操業が平均5割落ち、中電浜岡全面停止とあって関連企業の収益も大幅ダウン。持ち直すことがわかっていても、4~6月、7~9月こたえるという。
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