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企業レポート

巻き返しに入る 中京医薬品 8月26日 (2025.08.25)

30年ぶりオーラがこだま
次なる成長に7つの投資動き出す
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 中京医薬品(4558)は反転。巻き返しに入る。第1四半期6.5%増収、52.5%営業増益。第2四半期も計画を上回りオーラがこだま。30年ぶりという。前期未達の中期計画をしのぐもので、ベテラン女子社員の紹介がきっかけ。営業と一線を画し事務職。それも彼女の1件から数件に広がり本物に匹敵するアタリ。前期懸案の人事制度を改定し生産性向上にめりはり。2022年5月発表した前中期計画の数値目標、達成状況及び理由を検証し改良・改善に明け暮れた。消費の回復こそあれ、人手不足や賃金、仕入、物流コストの増加など予断を許さない状況だ。にもかかわらず、厚労省の薬事工業生産動態年報(2023歴年)によると、同統計に要指導医薬品・一般用医薬品の「うち」、配置用家庭薬の生産額が表示されている。22年21億8600万円、23年23億4900万円(16.7%増)と高い伸び。配置従業者が毎年10%弱減少してきたにもかかわらず増加に転じた。23年の医薬品生産額10兆322億円。配置薬は0.023%に過ぎないが、ひところ全国1300万戸(全世帯数の3分の1)。300年以上の歴史と伝統に変わりない。廣貫堂をはじめ富山めぐみ製薬、富士薬品、常盤薬品工業と並ぶ配置薬大手。海外でも病院が遠隔地にあり、通院が困難な地域や初期医療の費用を軽減するメリットからモンゴルやタイなど配置薬普及プロジェクトが各国政府と日本財団で行われている。算命学によると、2025年同社の運勢人とお金に恵まれ快進撃。物心ともに豊かな時代を享受できると太鼓判。26年乱気流を吸収し27年から30年にかけて好調と次の山が見える。初代の宿命を担うといわれ、頭がクールでも心に情があるとゴーサイン。目を離せなくなってきた。
2026年3月期(非連結)は、売上高63億2000万円(0.2%増)、営業利益1億2000万円(11.3%増)、経常利益1億3000万円(10.6%増)、純利益7500万円(66.1%増)の見通し。配当5円(中間2.5円)を据え置く予定。28年3月期を最終年度に売上高67億円、営業利益1億8000万円が新たな目安。第1、第2四半期を通じて10、20年先が見えた。山田会長(80)と米津社長(61)が同運で2025年ワンランク上の存在。真実のことばでみんなを救うという。最もわかりにくく難解といわれるが、誰にでも慈愛を注ぐ天上の星と持ち上げる。しばしば述べる次の成長に向けて7つの投資が動き出す。ヘルス・ケア事業の顧客増加と営業エリアの拡大、アクアマジック事業の新規顧客と販売エリア拡大、本社屋及び半田ウオーターショップ建替えなど引く手あまた。30年ぶりオーラがこだましている。

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