証券ビュー

アンコール伊勢町

10月何をかいわんや 倍返し指呼の間利食い千人力 (2025.10.21)

 週明け反発。日経平均大陽線の引け。全面高だ。前週末、時間外740円高の先物4万8290円が追い風。米地銀安後退、米中緊張緩和、自民・維新連立合意を好感し高値引け。全33業種高い。プライムの出来高17億9400万株、売買代金5兆2800億円。値下がり132(値上がり1456)。引け後、先物確り。倍返し5万2000円が指呼の間になった。トランプ氏が130年前マッキンリーやカーネギー時代の栄光を取り戻そうと米国でAIからスポーツまで投機熱にうなされる事態。20日入手した情報によると、株をはじめ債券、不動産など多岐にわたる。新ブランドの仮想通貨が4兆ドル規模に達し、昨年米国民がスポーツに賭けたお金1500億ドル。2023年から24%増加した。ワシントンは規制どころか投機を煽り、FRBが利下げに動く始末。金融システムの規制緩和にトランプ氏のファミリー自ら投機につけ込んでいる。予想市場のプラットホームがNY証券取引所を運営するインターコンチネンタル取引所。これまで20億ドルの投資がワールドシリーズからアイルランドの大統領選まで何でもござれ。ポリマーケット(暗号資産に基づく予想市場)で仮想通貨が使われるため、投資は仮想通貨に対する賭けにもなる。トランプファミリーが問題。ジュニアのベンチャー企業「1789 Capital」がポリマーケットに投資しておりアドバイザー。新常態になった。選挙のほかフットボール、野球など賭けが生活の一部になり、AIが高いバリュエーションを持つのも頷ける。長期間続きあらゆる場所に広がっているため、いずれ発生するデフレの前兆かもしれない。IMFは半年に一度発表するレポートで、リスク資産がファンダメンタルズを大きく上回った。無秩序な調整が発生する可能性が高まっていると警告している。事実、FRBは正反対。インフレが目標の2%を上回っているものの、9月に利下げし10月も下げる見通し。何をかいわんや。
 日経平均先物によると、20日大証ミニ4万9340円(+0.08%)に対しラージ同、シカゴ9360円。現物より174円高い。ダウ先物4万6457ドル(+0.16%)。同266ドル高い。VIX恐怖指数20.69(-0.43%)、WTI原油先物56.65(-0.87%)。金先物4278(+1.56%)、ビットコイン円16,750,973(+1.73%)。
 20日の日経平均1630円高。大引け4万9185円。TOPIX3248(+78)。10年債1.670%(+0.045)。米10年債4.009%(±0)。上海総合3863(+0.63%)、香港ハンセン25,858(+2.42%)、インドNifty25,843(+0.52%)、ロシアRTS 1067(+0.86%)。グロース730.75(+3.04%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。倍返しが指呼の間になった。利食い千人力だ。(了凡)