10月抜きに語れない 2026、27年まで3年混乱続く (2025.10.01)
続落。日経平均小陰線の引け。腰砕けだ。9月29日ダウ68ドル高、ナスダック22,591(+107)、S&P500種6661(+17)。時間外10円安の先物4万5120円を足場に小動き。米国の年度末がほの見える。プライムの出来高22億1900万株、売買代金5兆1200億円。値下がり1040(値上がり521)。引け後、先物が安い。四半期末の持ち高調整に米政府機関一部閉鎖、日銀の利上げなど思惑交錯。つなぎ予算なしに主要経済指標の発表が遠のくだけ気がかりだ。米国でトランプ氏の投稿した大麻関連の低位株が急騰する一方、欧州では銀行再編が加速。最大40件にのぼり、米銀の巨大化も伝えられる。ゴールドと株が最高値をつけドル離れの渦中、10月1日の日銀短観見もの。正副総裁の発言もあり、3日米雇用統計、4日自民党総裁選につながる。日銀の場合、バブル崩壊、リーマンショック、コロナなど延べ35年デフレに揉まれ慎重なところが取り柄。7~9月歴史の転換点といわれ初動。10~12月調整、来年1~3月反転が見込まれる。トランプ氏のおかげだ。「ミラン・ペーパー」の鵜呑みであれ、関税と軍事力を駆使して世界の貿易を再構築。2期目に佳境を迎え2026年爆発。さらに対立が激化する見通し。ドル離れを促すもので、エマニュエル・トッド(74)の「西洋の敗北」と共通項がある。フランスの人口統計学者で歴史、人類学など定量研究や分析に定評。旧ソ連崩壊、英国のEU離脱、米国トランプ政権誕生を予見した。要するに、1人になれ。自分の力で生きていくしかない。米国も旧宗主国(英国)同様トランプ氏が去ったあと、今の英国に収束する旨述べた。先祖がえり。日本は米国を敵に回さないことだ。
日経平均先物によると、9月30日大証ミニ4万4735円(-0.43%)に対しラージ4730円、シカゴ4745円。現物より187円安い。ダウ先物4万6501ドル(-0.24%)。同184ドル高い。VIX恐怖指数16.54(+2.60%)、WTI原油先物62.89(-0.88%)。金先物3842(-0.32%)、ビットコイン円16,765,001(-1.48%)。
9月30日の日経平均111円安。大引け4万4932円。TOPIX3137(+6)。10年債1.645%(+0.005)。米10年債4.137%(-0.003)。上海総合3882(+0.52%)、香港ハンセン26,855(+0.87%)、インドNifty24,611(-0.10%)、ロシアRTS 1017(-0.31%)。グロース745.40(-0.19%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など。延べ100年世界をリードしてきた米国。AI革命で転換点を迎えた。10~12月、来年1~3月正念場。10月抜きに語れない。2026年丙午(ひのえうま)、27年丁未(ひのとひつじ)まで3年混乱が続く。(了凡)








