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日本人なしに回らない トランプ氏同様天岩戸を開く人物 (2025.08.12)

 前週末4連騰。日経平均小陽線の引け。一線を越えた。8日ダウ206ドル高(7日224ドル安)、ナスダック21,450(+208)、S&P500種6389(+49)。時間外470円高の先物4万2290円に明らか。事実上、7日TOPIXに続き昨年7月の最高値4万2224円を更新した。プライムの出来高27億3900万株、売買代金6兆7700億円。値下がり496(値上がり1067)。引け後、先物が雄叫びを上げた。切羽詰まるトランプ氏の保護関税と進退きわまる石破首相の臨時総裁選によるもので、マイナスとマイナスを掛けるとプラス。反対と反対で肯定になる仕組み。盆明けにも第2、第3ラウンドが予想される。ブルームバーグによると、関税の影響が欧州や日本企業より米企業に大きいとみられ、米国の経済的苦境が他国に波及するリスクに言及。過去の歴史を見る限り他の地域も必ず巻き込まれてきた。世界の投機資金が米国に集中する一方、他市場と格差が広がり欧州や日本に好機。反転したばかりで加速する可能性もあるという。日本の臨時総裁選に伴うトップ交代が条件。国内のほか海外と連携する上で不可欠。再び八咫烏(ヤタガラス)の出番とみられる。日米貿易協定が他のアジア諸国と比べまずまずの水準といわれ、トランプ氏と同様天岩戸を開く人物。誰であれ、日本人でないと務まらない。8日入手した情報によると、米経済の先行きに見方が分かれている。7月の米雇用統計でリセットの可能性が高まったものの一時調整に終わるかもしれない。しかし、リスクがますます高まった。トランプ氏が数多くの国や鉄鋼、アルミ、自動車など個別に高関税を導入したのが冷え込みの原因。輸入業者にとって税負担が大きい上、消費者に価格転換するリスクを抱え重くのしかかっている。最近のデータ見ると頷ける。このため、米国が利下げに踏み切ると矛先逆。TACOの構図に変わりない。
 日経平均先物によると、直近大証ミニ4万2285円(+1.11%)に対しラージ2290円、シカゴ2280円。現物より459円高い。ダウ先物4万4278ドル(+0.45%)。同102ドル高い。VIX恐怖指数15.15(-8.57%)、WTI原油先物63.88変わらず。金先物3491(+1.09%)、ビットコイン円17,308,276(+0.39%)。
 8日の日経平均761円高。大引け4万1820円。TOPIX3024(+36)。10年債1.485%(±0)。米10年債4.284%(+0.036)。上海総合3635(-0.12%)、香港ハンセン24,858(-0.89%)、インドNifty24,363(-0.95%)、ロシアRTS 1154 (+1.17%)。グロース780.53(-0.12%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。米国は国内産業を保護するため関税で元手をつくった。マッキンリ―、フーバーに続き3度目の挑戦。日本人なしに回らない。4月半値3万7000円、8月全値戻し4万2000円。倍返し5万2000円も視野に入った。(了凡)