多くを学んだ失敗体験 トランプ氏に石破氏のおかげも (2025.08.07)
続伸。日経平均小陽線の引け。戸惑いが出た。5日ダウ61ドル安、ナスダック20,916(-137)、S&P500種6299(-30)。時間外140円安の4万0510円に齟齬。後場一進一退だ。プライムの出来高22億8700万株、売買代金5兆4200億円。値下がり293(値上がり1278)。引け後、先物足踏み。7日発効控え文書なしの関税合意に日米ギャップ表面化。5日トランプ氏が日本政府と合意した内容に対し、赤沢経済再生相が5~9日の訪米で最終調整。懸案の自動車関税に5000億ドル投資、米国産コメやアメ車など圧倒的な米政権のディ―ルと食い違い。もめる公算が大きい。保護関税が短期有効長期無効といわれ、双方譲れないのも事実。いち早く9月利下げを織り込んだ市場にとって後ろめたい材料。カムチャッカの巨大地震や一連の異常気象に匹敵する人災。9月にかけてトランプ氏限界。ゲームチェンジが始まる旨述べた。25代マッキンリーと31代フーバー大統領が前例。ひところの大英帝国がEUにも残れず今の英国になった経緯と合わせ先祖返り。日本が真珠湾攻撃で一矢報いた矢先、6日広島、9日長崎にも原爆を見舞われゲームチェンジを迎えた。8月、中国共産党の長老や指導部が恒例の北戴河会議然り。経済、大災害、政治三重崩壊といわれ習近平氏失脚説も根強い。国内も切羽詰まり居直るばかり。手がつけられない。中間層8割、頭と尻尾1割といわれ、リーダーも東大止まりで世界を語る人材がいない。今後ハーバード大出が米国から日本に拠点を移し、AIを使って再構築も考えられる。しかし、ウクライナや中東の対立が物語るように千差万別。めいめい手が回らない。むしろ、記録的な異常気象やトランプ氏のような独裁者が暴れると平和や人間性を回復するきっかけ。TACO(朝令暮改)になってもやむを得ない。日本はデフレ35年を乗り切り世界で唯一の失敗体験。実に多くを学んだ。
日経平均先物によると、6日大証ミニ4万0700円(-0.26%)に対しラージ同、シカゴ0605円。現物より109円安い。ダウ先物4万4354ドル(+0.27%)。同242ドル高い。VIX恐怖指数17.69(-0.90%)、WTI原油先物65.85(+1.06%)。金先物3417(-0.50%)、ビットコイン円16,856,746(-0.04%)。
6日の日経平均245円高。大引け4万0794円。TOPIX2966(+30)。10年債1.495%(+0.025)。米10年債4.231%(+0.021)。上海総合3633(+0.45%)、香港ハンセン24,910(+0.03%)、インドNifty24,574(-0.31%)、ロシアRTS 1097(+0.05%)。グロース771.88(-0.06%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。天災と人災が一緒くたに降りかかる場面。御名御璽。トランプ氏に石破氏のおかげもある(了凡)