週明けじたばたしない 後の祭りでも日本なしに回らない (2025.08.04)
前週末反落。日経平均小陰線の引け。後の祭りだ。8月1日ダウ542ドル安(7月末330ドル安)、ナスダック20,650(-472)、S&P500種6238(-101)。時間外960円安の先物3万9900円が市場による説明責任。1日発表された米雇用大幅減速。7月7・3万人増。5、6月下方修正でも明らかだ。プライムの出来高22億1900万株、売買代金5兆6100億円。値下がり291(値上がり1300)。引け後、先物大幅安。ちゃぶ台返しとみられる。同雇用統計によると、失業率が上昇したほか再就職が困難になり賃金の伸びも停滞。企業と消費者の支出減が進むリスクに直面した。1日入手した情報によると、AIが直面する仕事をこなしている。チャットGPT(生成AI)が登場し2年半過ぎた現在、米業界でCEO(最高責任者)がAIの能力を大っぴらに語り始めた。アマゾンやJPモルガンなどここ数週従業員をしぼる旨明らかにしている。就中、フォードのCEOが米国ホワイトカラーの半分AIに置き替える見通し。統計にもうかがえ、米国全体の失業率が4%近辺で推移する中、新卒の失業率5月まで12か月間6.6%。時価総額15位までハイテク企業で新卒エントリーレベルが2019年以降50%も減少した。1日、トランプ氏は委細構わず米労働統計局長解任を要求。7月の統計が予想を下回り「政治的な操作」と主張。同局長が2023年7月バイデン氏に指名され、労働経済学専門で20年以上連邦政府に勤めているのを承知の上だ。サマーズ元財務長官(70)も現行FRB議長を支持。毎日批判する人に約束する理由がない。柔軟性を維持することが適切な判断という。CNNによると、日本時間7日午後1時から新関税15%実施。米国の平均実効関税率1930年代以来最高。一方、大統領令を乱発し文書なしの口約束も違憲状態。中国と11月まで90日猶予を踏まえ、EUさえ受け入れがたい反発も伝えられる。8日自民党両院総会、15日終戦、21~23日ジャクソンホール、31日~9月1日上海協会議等ちゃぶ台返しの検証。一事が万事収まりそうにない。
日経平均先物によると、直近大証ミニ3万9905円(-2.34%)に対しラージ9900円、シカゴ4万円。現物より799円安い。ダウ先物4万3721ドル(-1.32%)。同132ドル高い。VIX恐怖指数20.38(+21.89%)、WTI原油先物67.27(-2.87%)。金先物3373(+0.33%)、ビットコイン円16,824,359(+0.52%)。
8月1日の日経平均270円安。大引け4万0799円。TOPIX2948(+5)。10年債1.555%(+0.005)。米10年債4.215%(-0.158)。上海総合3559(-0.37%)、香港ハンセン24,507(-1.07%)、インドNifty24,565(-0.82%)、ロシアRTS 1070(-0.14%)。グロース762.27(+0.26%)。値上がり率ランンキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など。後の祭りでも日本なしに回らない。週明けじたばたしないことだ。(了凡)