永田町をアップデート ゲームチェンジに名乗り上げる (2025.07.25)
大幅続伸。日経平均小陽線の引け。1年ぶり最高値(4万2224円)目前だ。23日ダウ507ドル高、ナスダック21,020(+127)、S&P500種6358(+49)。時間外510円高の先物4万1735円が口火。日米関税合意を受けた上、後刻EU合意間近も伝えられ高値波乱。参院選後100日、最大の見どころと述べた。プライムの出来高22億0800万株、売買代金5兆7200億円。値下がり215(値上がり1357)。引け後、先物上げ一服。総論より各論に関心が移った。個別交渉によるもので、4月から90日間90ヵ国合意が建前。事実上、今週次第でTACOに近い。24日入手した材料によると、トランプ氏が22日発表した日本との取引は、アジアで最も重要な同盟国と貿易戦争を回避した点でグッドニュースだが、仮に勝利しても米国が失うものも決して少なくない。最大のディ―ルというが詳細も明らかでなく、日本が米国に5500億ドル投資する一方、コメをはじめ米国の農産物に対し輸入障壁を縮小するのが核心部分。見返りに自動車を含む日本製品に対し相互関税を25%から15%に引き下げる。グッドニュースだが、依然日本製品を15%引き上げるのに変わりない。「日本の輸出業者がこの税金を支払う」というホワイトハウスの言質を信じない方がいい。彼らは税金の一部を負担するが、米国の企業や消費者もより大きな負担をやむなくされ、競争力や生活水準が低下する。つまり、米国に到着する5500億ドルは日本の産業政策とリンク。トランプ氏が自分の指示通り投資し、利益の90%受け取る旨強調しても筋が通らない。一方、米国向け投資が増えると国際収支上貿易赤字が上積みするのも事実で終始一貫程遠い。つまり、思いつきで自由にアクセス変更する旨世界に見せつけた。このため、米国を除く2国間、多国間ディ―ルが多様化しゲームチェンジも考えられる。ボトルネックがAIブームによる爆発的な電力需要。今後、米国経済も混乱に陥るとの見方が多い。日本は参院選後100日で片がつく見込みだ。
日経平均先物によると、24日大証ミニ4万1650円(-0.53%)に対しラージ同、シカゴ同。現物より176円安い。ダウ先物4万4921ドル(-0.65%)。同206ドル高い。VIX恐怖指数15.25(-0.78%)、WTI原油先物65.99(+1.13%)。金先物3354(-0.95%)、ビットコイン円17,384,491(-0.06%)。
24日の日経平均655円高。大引け4万1826円。TOPIX2977(+51)。1年ぶり最高値(2929)を更新した。10年債1.595%(+0.005)。米10年債4.425%(+0.043)。上海総合3605(+0.65%)、香港ハンセン25,667(+0.51%)、インドNifty25,062(-0.63%)、ロシアRTS 1131(-0.85%)。グロース759.48(+0.34%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)など。トランプ氏と一線を画し100日で永田町をアップデート。「チームみらい」がゲームチェンジャーに名乗りを上げた。(了凡)