証券ビュー

アンコール伊勢町

永田町にもAIを投入 たった100日でオンライン化 (2025.07.23)

 3連休明け続落。日経平均小陰線の引け。買い戻し一巡後見送られた。21日ダウ19ドル安(一時259ドル高)、ナスダック2万0974ドル(+78)、S&P500種6305(+8)。時間外10円安の先物3万9820円が中心値。織り込み済みできまりが悪い。プライムの出来高16億8300万株、売買代金4兆2000億円。値下がり877(値上がり687)。まちまちだ。引け後、先物が小甘い。難航が予想される日米関税交渉や与党底割れの参院選を追認するもので、新たなEUと日本の多国間連携と与野党の再構築が喫緊の課題。7~9月、局面が一変しそうだ。一例が22日紹介した新党の一部「チームみらい」。参院選で1議席獲得し、わずか100日で永田町にソフトエンジニアリング部隊を投入。AIで国や地方の行財政をデータにまとめ現況把握。政策の進捗やよしあしにも言及できるという。常にオンライン上でオープン。デジタルに民意を受け入れる直接民主主義。戦後の既得権にあぐらをかいていた族議員が目を覚ますしくみ。得票率2%以上の政策助成金で立ち上げに入った。政府機関や地方を含め細部まで「見える化」が進み、データ次第で市場と同様足もとや将来の見通しもわかる。プラザ合意40年、戦後80年のタブーが一掃された。エヌビデアのように指数関数的な解明が進み、たった100日で困難だった課題の大半明らかになる。民間から政府、世界レベルに広がるのも時間の問題。これから半年で米国が南北戦争、日本も同時に明治維新を迎えるようなもの。生成AIによりあらゆる常識がひっくり返る。自立するしか生き残れないという。アメリカならぬカスタマーファースト。利己ならぬ利他主義の時代に入ったという。ブルームバーグによると、外資超長期債買い越しが2四半期連続過去最大。6月末まで3ヵ月間10年超の日本国債5兆196億円。1~3月ピーク(3兆7850億円)を上回った。それに、■■■■(****)の★★★★★★買収に猛反対していたクリフスが21日一転して歓迎を表明。トランプ氏支持に回った。帰趨がはっきりしたとみられ、生成AIの影響も考えられる。
 日経平均先物によると、22日大証ミニ3万9730円(-0.04%)に対しラージ同、シカゴ同。現物より44円安い。ダウ先物4万4507ドル(-0.09%)。同183ドル高い。VIX恐怖指数16.81(+0.96%)、WTI原油先物65.46(-0.74%)。金先物3410(+0.11%)、ビットコイン円17,560,819(+1.29%)。
 22日の日経平均44円安。大引け3万9774円。TOPIX2836(+2)。10年債1.500%(-0.020)。米10年債4.379%(+0.002)。上海総合3581(+0.62%)、香港ハンセン25,130(+0.54%)、インドNifty 25,060(-0.12%)、ロシアRTS 1137(+0.25%)。グロース743.07(+0.67%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。割高な米主要3指数とインフレや金利上昇懸念から暴落説が根強い。しかし、日本のポジションは並外れたもの。長期40、80年分に相当する。(了凡)