証券ビュー

アンコール伊勢町

世界秩序が変わるとき 株をはじめサプライチェーン再構築 (2025.07.22)

 前週末反落。日経平均小陰線の引け。持ち高調整が一巡した。18日ダウ142ドル安(17日229ドル高)。ナスダック20,895(+10)、S&P500種6296(-1)。時間外120円安の先物3万9710円に見合う水準。3連休明け織り込んだ。プライム出来高14億8500万株、売買代金4兆円。値下がり1037(値上がり543)。引け後、先物反落。赤沢再生相が来週にも8回目のワシントン訪問という。プラザ合意40年、戦後80年の踊り場。「世界秩序が変わるとき」(齋藤ジン著)とみられる。春分図によると、5月から7月本格化。来年3月すっかり改まる旨述べた。株をはじめ不動産、世界経済などサプライチェーン再構築。むしろ、「またトラ」と「TACO」により天の時を迎える。米国ファースト、力による栄光を取り戻す現状が25代マッキンリー(在任1897~1901年)、31代フーバー大統領(同1929~33年)と重なるためだ。ともに高関税で名をはせたタリフマン(関税男)の虚実入り交じったところがミソ。7月に送った書簡で大筋合意といわれ、18日ステーブルコイン法成立も伝えられるが、カナダが米国に最大50%関税を表明し鉄鋼に輸入制限。8月から難航が予想される。日本に送られた書簡によると、文章や大文字、感嘆符などトランプ氏の口実筆記が有力で、思いやりや不満、苛立ちもうかがえる。事実、恣意的で根拠のない税率が平然と並び上意下達。一方的で評判が悪い。4日(米独立記念日)成立した大型減税・歳出法案もスーパーリッチ向けの措置。7~9月関税実施に伴う価格転嫁が進み米国内でサプライチェーンが混乱する見通し。日本は参院選で与党底割れを追認し既得権一掃。百家争鳴の中で新党の一部が権力構造や国家財政の「見える化」に着手。AIによるもので指数関数的に解明が進む。コメ騒動然り。ゲームチェンジの走りと考えられる。
 日経平均先物によると、直近大証ミニ3万9730円(-0.26%)に対しラージ9710円、シカゴ9700円。現物より119円安い。ダウ先物4万4540ドル(-0.40%)。同197ドル高い。VIX恐怖指数16.41(-0.67%)、WTI原油先物67.34(-0.30%)。金先物3358(+0.39%)、ビットコイン円17.619,883(+0.30%)。
 18日の日経平均82円安。大引け3万9819円。TOPIX2834(-5)。10年債1.525%(-0.030)。米10年債4.418%(-0.034)。上海総合3534(-0.50%)、香港ハンセン24,825(+1.33%)、インドNifty24,968(-0.57%)、ロシアRTS 1120(+0.67%)。グロース738.11(-1.29%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。ブルームバーグによると、歳出拡大と金利上昇もあり日本の債務負担増が懸念材料。当分収まりそうにない。■■■■(****)や■■■■■■(****)の存在が心強い。(了凡)