証券ビュー

アンコール伊勢町

愁眉開いて叩かれる USスチールに匹敵するコメ騒動 (2025.06.17)

 週明け3日ぶり反発。日経平均小陽線の引け。愁眉を開いた。前週末時間外180円高い先物3万7960円を上回る気配。後場一段高だ。イスラエルのイラン攻撃が全土に広がる一方、■■■■(****)の★★★★★★買収を受けた先物の買い戻しが主因。プライムの出来高16億株、売買代金4兆0700億円。値下がり432(値上がり1132)。■■■■■■■(****)ほか指数採用4銘柄で300円以上持ち上げた。引け後、先物じり高。プラザ合意40年と戦後80年の連続性を断つもので、7月以降来年3月にかけて従来の常識がひっくり返る。売ると上がり買うと下がる旨述べた。プレジデント最新号によると、「これからの世界経済」に相当する。米国はトランプ氏の次に「ヴァンス大統領」が超リスク。元のさやに収まらない。2番目が中国。文京区の公立小学校に中国人富裕層が急増。日本で暮らす中国人が最多(2024年87万3000人)になった。3番目中東。ガザ紛争、イランの核緊張の隣で「脱石油」拡大中。4番目が欧州・ロシア。ウクライナの「敗戦」でロシアと欧州に起きること。さらに5番目。2080年代「人類の2人に1人がアフリカ人」という人口革命。国連予測より早いといわれる世界の人口動態も初体験の連続。そこで、日本登場というわけだ。世界経済にとって、イスラエルのイラン攻撃より日鉄のUSスチール買収の方が身近な材料。経済合理性によるもので、生成AIをカンフルに製造業復活。ごりやくにあやかれる。日本は■■■■(****)をはじめ■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など主力が現役だけに18日合併期限後すぐ対応できる。米国の債務と利払いが持続不可能な状態にあり、7月以降「大型減税」に拘らず相互関税の影響が事実上米国民を直撃する見通し。このため、トリプル安懸念がついて回りドル離れ。日本株が緊急避難の受け皿とみられる。日鉄が黄金株つきで延べ4兆円の財務負担に格下げも考えられるが、天の時、地の利、人の和を得てやり切るほかない。
 日経平均先物によると、16日大証ミニ3万8400円(+0.10%)に対しラージ同、シカゴ同。現物より88円高い。ダウ先物4万2792ドル(+0.63%)。同594ドル高い。VIX恐怖指数19.73(-5.24%)、WTI原油先物70.22(-1.50%)。金先物3430(-0.65%)、ビットコイン円15,401,096(+0.80%)。
 16日の日経平均477円高。大引け3万8311円。TOPIX2777(+20)。10年債1.445%(+0.045)。米10年債4.449%(+0.047)。上海総合3388(+0.35%)、香港ハンセン24,060(+0.70%)、インドNifty24,946(+0.92%)、ロシアRTS 1099(+0.24%)。グロース762.74(+1.36%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。浜田宏一氏(89)によると、★★★★★★買収に匹敵するのがコメ騒動。世界の市場原理に背を向けるもの。7月参院選で叩かれる。(了凡)