日本とスイスがリード ハーバード大のオラクル7が検証 (2025.05.30)
反発。日経平均小陽線の引け。思わせぶりだ。28日ダウ244ドル安(一時300ドル安)、時間外240円高の先物3万7940円。トランプ氏関税差し止めと2週間ぶり1ドル146円台の円安、4回目の日米関税交渉進展期待など和らぎ過ぎだ。プライムの出来高18億6900万株、売買代金4兆7500億円。値下がり437(値上がり1117)。引け後、先物が実体に近い。29日入手した情報によると、米国企業が中国から駆け込み輸入に動いた。多くの産業にとって製品を注文し、製造し太平洋を渡って輸送するのに90日では短か過ぎる。30%関税は145%よりマシでも高水準。貿易に打撃を与える公算が大きい。FRBは高関税導入を受け経済の先行きを巡る不確実性や失業率、インフレリスクがあるため、金融政策に目を離せない。5月6~7日の議事録が明らかになり、経済活動が減速する一方、価格上昇が加速するスタグフレーションのレシピという。別の情報もある。トランプ氏は若い時民主党支持。5回破産を繰り返す三流のビジネスマン。読書をせずTVでしか情報収集しない知性浅薄な人間。朝令暮改が一例。彼が大統領になって本当にやりたいのは一つだけ。仕返しだ。民主党のインテリやディープステート(影の政府)からコケにされ、訴訟・弾劾を通じて数々の不名誉を余儀なくされた。このため、FBIやCIA、NSAの幹部を外し復讐を果たす。大恐慌から95.5年の日柄で進行中の米国に不安が残る。一方、ハーバード大叩きの駆け込み寺といわれる日本。4月15日、同大構内「オラクル7」が72時間生成AIで記録的な演算を繰り広げ、2050年国家存在の可能性を検証した。1位日本98、2位スイス84。以下デンマーク、シンガポール、ニュージーランドの順。これに対しドイツ12位、フランス14位、米国15位、中国18位と厳しい。GDPや軍事力、領土によらず人災や天災適応力、事前準備、組織対応、結束力など持続可能性を数値化したもの。市場にもうかがえる。
日経平均先物によると、29日大証ミニ3万8030円(-0.98%)に対しラージ同、シカゴ8080円。現物より352円安い。ダウ先物4万2316ドル(+0.35%)。同217ドル高い。VIX恐怖指数19.27(-0.21%)、WTI原油先物62.06(+0.36%)。金先物3304(+0.05%)、ビットコイン円15,768,916(+0.26%)。
29日の日経平均710円高。大引け3万8432円。TOPIX2812(+42)。10年債1.520%(+0.005)。米10年債4.503%(+0.019)。上海総合3363(+0.70%)、香港ハンセン23,573(+1.35%)、インドNifty24,833(+0.33%)、ロシアRTS1120(+1.62%)。グロース740.39(-0.34%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。ハーバード大のオラクル7で10、20年後がはっきりした。世界中AIや少子高齢化が進み個人より集団優先、四半期より中長期、環境・循環シフトなど日本とスイスがリードしている。(了凡)