米国基準悲観論に対抗 日本企業礼讃論と江戸城天守再建 (2025.05.15)
5日ぶり反落。日経平均小陰線の引け。小天井に変わりない。13日ダウ269ドル安、時間外100円高の先物3万8300円が仕切り線。15年9ヵ月ぶりTOPIXも13連騰止まり。買い戻し一巡から痛み分けだ。プライムの出来高22億6000万株、売買代金5兆4400億円。値下がり1033(値上がり570)。引け後、先物一段安。12日の米中関税引き下げ合意で材料出尽くしになった。13日発表された米CPI(4月)の前年同期比2.3%。ダウ・ジョーンズ2.4%を下回り、食品とエネルギーを除くコア2.8%横ばい。若干警戒感が残った。ドル離れした資産の居心地が悪いためで、来週カナダのG7会合に先送り。日米関税交渉を残したまま手詰まりが尾を引く見通し。一時1ドル146円台後半の円高に振れ痛し痒しだ。ブルームバーグによると、米中関税休戦。ウォール街が中国の成長予想を引き上げ刺激策後退と辻褄合わせ。シャレにもならない。徐々に打つ手がなくなり7月乱高下。依然説明のつかない金利上昇が続きトリプル安と背中合わせだ。そこで、文春6月号で紹介されたBtoB(企業間取引)を紹介する。米国基準の悲観論に対抗するもので、米カリフォルニア大教授ウリケ・シェーデ氏の日本企業礼讃が異色。複数の日本企業で世界シェアを支配している■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)を合わせ医療用内視鏡80%以上。このほか、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)など先端化学品をリード。日本は重要物資の自給率が他国より圧倒的に高い。今後地政学的対立や経済安全保障により分断リスクが予想され、国内の品質や安全基準が最も高い「日本製中間財」の需要が高まる。安定と秩序ある変化にこたえ強みにもなる。さらに、鉄鋼も世界一。■■■■(****)と■■■(****)は特殊鋼で他の追随を許さない。客観性が受けている。
日経平均先物によると、14日大証ミニ3万8015円(-0.31%)に対しラージ8020円、シカゴ8015円。現物より113円安い。ダウ先物4万2250ドル(+0.05%)。同109ドル高い。VIX恐怖指数18.23(+0.05%)、WTI原油先物62.95(-1.13%)。金先物3214(-1.07%)、ビットコイン円15,264,999(-0.75%)。
14日の日経平均55円安。大引け3万8128円。TOPIX2763(-8)。10年債1.450%(+0.005)。米10年債4.464%(-0.006)。上海総合3403(+0.86%)、香港ハンセン23,640(+2.30%)、インドNifty24,616(+0.36%)、ロシアRTS 1144(-0.30%)。グロース700.39(+0.53%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など。とっておきのネタが「江戸城再建」。天守から東京湾を眺めるもので、中国の紫禁城、仏凱旋門、英バッキンガム宮殿、米自由の女神など前例。スカイツリーの耐用年数100年に対し木造江戸城天守500年。修理込み1000年といわれる。大手ゼネコンの試算500億円。国民1人当たり500円に過ぎない。(了凡)