前期に続き期待もてる
1Q予想以上、株価が先取り
エナジーサポート(6646)は予想以上。1Q連結4%増収、59%営業増益。前期に続き期待をもてる。震災にかかわらず電気機器(16%営業増益)、計測機器(営業黒字転換3200万円)が健闘。慎重な見通しを変えていないためだ。米欧は財政危機、中国が利上げ懸念、国内も円高デフレなど内憂外患だが、前期GW明けギリシャ信用不安を受けた通期予想を昨年9月28日、1月31日、4月4日にも修正。大幅増益になったのが手がかり。
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前期から様変わり 大同メタル 8月9日 (2011.08.08)
核心に迫る今期の対応
国内再構築と米国再挑戦が焦点
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大同メタル工業(7245)は高水準。予想以上の滑り出し。前期から様変わりだ。財務、生産、販売、物流拠点再構築にコスト構造改革を盛ったサバイバルプラン実現。欧州中心に鉛フリー軸受の海外受注が拡大しているためだ。前期5年ぶり黒字転換し、最高純益81億2300万円(税効果37億3600万円)計上。当初12円復配予定が20円(期末14円)になった。
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道筋つけた事業再構築
2、3Q反転のきっかけ待ち
名古屋電機工業(6797)はボトム圏。前期から新体制に入り動意含み。今、来期反転が見込まれる。直近2期上方修正。受注残(期初71億円)が豊富なためで、海外と新分野が次の手がかり。需要期の4Qを待たず2、3Q打つ手が注目されるところだ。
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今秋以降上方修正含み
節電や省エネニーズ高まる
日本空調サービス(4658)は堅調。落ち着きを取り戻した。7月29日発表した1Q、2Q予想によるもので、まだ震災の混乱が尾を引いているものの、今秋以降収まる見通し。懸案だった機器、資材調達にめど。被災した設備復旧、節電意識や省エネニーズの高まりによるもので、
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内部固め ユタカフーズ 7月29日 (2011.07.28)
円高とデフレ相手に堅調
親会社より締まって見える
ユタカフーズ(2806)は底堅い。円高とデフレを相手に比較的堅調。リーマンショック、震災をしのいだ。内需低迷、原材料高、価格競争に呼応するもので、品質管理、人材育成、ローコストオペレーションなど内部固め。前期実績、今期予想を通じて親会社のマルちゃんより締まって見える。
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