証券ビュー

1Q早々連結開始 Gパッカー 9月28日 (2016.09.27)

オサ機械を子会社化 

全工程顧客に提案できるのが魅力

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ゼネラルパッカー(6267)は脱皮目前。1Q早々連結経営スタート。事業拡大の決め手とみられる。8月に発表されたオサ機械子会社化が手掛かり。2012年1月資本業務提携したワイ・イー・データ(筆頭株主)に次ぐ支援材料。

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「うら枯のこほろぎ夜も日も非ず」 悌二郎 (2016.09.27)

昭和の風林史(昭和四九年九月十九日掲載分)
底値を鍛錬中 万人総悲観だが
暗い市場であるが
小豆の一万六千円どころは下値の限界である。
万人総悲観の時こそ買い場だ。
「うら枯のこほろぎ夜も日もあらず 悌二郎」

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緩和強化が引き締めに 市場が経済合理性に基き修正迫る (2016.09.27)

週明け続落。後場もみ合いとなり引け一段安。夜間取引で先物が売られている。午後2時半過ぎ、関西4経済団体との懇談会で日銀総裁の講演が伝えられ、マイナス金利深掘りと長期金利操作目標の引き下げが今後の緩和手段という。

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ボトム圏でオーラ 今村証券 9月27日 (2016.09.26)

逆境に耐え黒字確保 

富山支店立ち上げが明るい材料

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今村証券(7175・JQ)はボトム圏。1Q34%減収にかかわらず黒字確保。2Qも厳しい。9月21日、日銀が長短金利を誘導目標に緩和長期化を表明し持久戦の構え。来年4月オープンを目指し地鎮祭を終えたばかりの「富山支店」が次の一手だ。

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「人の世につながる窓の秋晴れぬ」 林火」 (2016.09.26)

昭和の風林史(昭和四九年九月十八日掲載分) 
強気方針不変 山川草木皆弱気
底入れした相場が
大直り初期の押し目を構成しているところで
小豆は予想外の上昇が期待出来る。
「人の世につながる窓の秋晴れぬ 林火」
今週は四日間の立ち会いで三連休を迎える。
二連休のあとだけにリズムが崩れる。
小豆市場のほうは、
19日の後場引け後に
発表される農林省九月一日現在調べ
夏作豆類予想収穫量が
相場に刺激を与える材料として注目されている。

また、19、20日ごろ北海道に
寒気団が襲来しそうで
強い霜があるかもしれないこと。
そして、
中間地帯に発生した輪紋病がひろがり、
かなりの被害が出そうなこと。
そういう諸材料に関心が集まっている。

天候相場も、間もなく千秋楽を迎える。
初め悪かった作柄も土用からの天候回復で
七分作予想が九分五厘まで回復した。
そのため相場も水準を沈めた。
しかしここに来て、鎌入れ不足が、
にわかに囃されるようになった。

百三十万俵ないし百四十五万俵と
予想されていた小豆が、
百二十万俵ないし百三十万俵という数字に落ちて、
これが今後、早霜、病虫害などで、
どれだけ減収になるかという時点である。

すでに相場は
九月九日重陽の節句に底入れして
千円棒を立てた。
V字型の底値脱出である。
この反発時の相場の勢いは、
単に戻りというようなものではなかった。

そこに相場が、見えざるものを見きわめて、
万人総弱気の中を毅然と、
あるべき姿に戻ろうとしていることを
感じさせるのであった。

今も、市場の人気は弱い。
見ていると全般に戻り売りである。
しかし筆者は、すでに底入れし、大直りに転じ、
七千円どころを値固めして、
八千円挑戦のためのエネルギーを
蓄積しているものと判断する。

なぜなら、
相場は下げようのない水準であるからだ。
仮りに繰り返し小豆が
六十万俵あろうと七十万俵あろうと、
来年、昭和50年が大幅の作付け減ならば
そして明年が大冷害、大凶作の年回りならば、
七十万俵在庫など、ものの数ではないわけだ。
われわれは相場の先見性を買う。

●編集部註
確かに、休場は相場のリズムを狂わせる。

おまけにこの時の取引は板寄せで、
値幅制限も今のようなCBではない。
一度板寄せ売買の現場を
見学させてもらった事があるが、
注文を出す側も通す側も受ける側も、
高度な職人芸を持っていた。

TOCOMは今日から新システムに入っている。
電子化したら
メカに強い輩が粗相をして場を荒らし、
それを防ぐためにシステムをまた変える。
その繰り返しである。

【昭和四九年九月十七日小豆二月限大阪一万六九五〇円・四〇〇円安/東京一万七〇七〇円・三五〇円安】