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NYダウは、経済指標等を好感し9日ぶりに反発。
10年債利回りも上昇しドル円は111円台へ。
前日の差込陽線が
一旦調整に歯止めをかけた格好ですが、
あくまでも自律反発の域。
東京は、配当落ち分を朝方埋め確り地合い。
ただ、その後は相変わらずボラ出ず小動き商状。
先日110円10銭台まであったドル円は1円強円高へ。
(中略:本文はhttp://www.tyo-prestige.co.jp/kaifu/からご覧ください)
へ進む可能性も。
225のソーサートップ形状と、
ドル円波動の連動性には注意が必要です。
NYダウは今日が小さな変化日。東京の変化日は明日。
昭和の風林史(昭和五十年三月二五日掲載分)
小豆買い方針 手亡に妙味ない
居合い抜きの小豆に市場は毒気を抜かれたが、
これでアクが抜けた。小豆は買い方針でよい。
「菜の花や淀も桂も忘れ水 言水」
毒気を抜かれた―という感じの市況だ。
手亡相場の悪い事は知っていた。
手亡売りの小豆買いという人気であった。
小豆は大丈夫という安心感を、
アッケラカンにふっ飛ばした彼岸の中日の前(20日)の瞬間安は、
まるで居合い抜きである。
腰に差したままの刀を抜く手も見せず閃光一瞬の間に
相手を切り倒し、刀は、もとの鞘におさまっている。
天災期の波乱にもつれこむこと、
こういことは、たびたび見られる。
ストップ安で寄った相場が
ストップ高に引けたりしたこともある。
しかし仲春三月需要期相場ではめずらしい。
つもりつもっていた小豆相場の疲労が、
ドッと出たというしかない。
しかし、これで灰汁(あく)抜けした。
相場も人間の体と同じである。無理はいけない。
無理を重ねると必ずとがめが出る。
大きな病気ではなかったが
〝長もちあい〟の疲労が重なっていた。
いうなら〝精神疲労〟である。
それが、お隣りの手亡相場の〝ズッコケ〟で
小豆に心理的な影響をもたらして崩れた。
小豆は現在、病後の体である。
日柄を薬に徐々に体力を回復していくことであろう。
無理は、まだ禁物である。だが、疾患は取り除かれた。
小豆相場の、
これからの安いところは買い方針でよいと思う。
もう、あれ以上悪くなることはないからだ。
ものは考えようである。
高い水準で天候相場に突入するよりは、
低い水準で天候相場にのぞむほうが
投機家にとっては、どれほどハンディが軽いか。
小豆は買い方針で一貫すれば、報われる。
問題は手亡である。手亡は戻せば売られる体質だ。
値ごろ観で手亡を買うのはまったく無意味であるからだ。
安いのは、安いだけの理由があるからだ。
その手亡も、いずれ大底を打つ。
問題は値段である。
手亡先限の一万一千五百円あたりは一応の目安だ。
九月限、十月限が逆ザヤで生まれようから、
先限引き継ぎ線はそれ以下の値になるだろう。
●編集部註
戦略と戦術がしっかり決まっている人は強い。
今回の文章こそ、
後にバフェトの金言となる「恐怖の時こそ欲を出せ」を
地で行く世界といえる。
【昭和五十年三月二四日小豆八月限
大阪一万六七〇〇円・五〇円高/
東京一万六六九〇円・九〇円安】
東京30日変化日 ドレッシング期待 (2017.03.28)
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NASDAQは、安寄りの少し大きめの陽線。
微妙な足。NYダウは8日連続安。
とは言え
(中略:本文はhttp://www.tyo-prestige.co.jp/kaifu/からご覧ください)
ドル円は昨日引け後110円10銭台までと、
昨日書いた半値押し水準の
109円92銭に接近後一旦反転へ。
東京時間は110円60-70銭台と
やや円高気味で推移した分、225は反発へ。
3/22窓空けて下げた後は、
往ったり来たりの半端な位置でもみあいとなってますが、
明日になると配当分を現物225が先物に鞘寄せするため、
明日の基準値は19030円辺り。
現物225が変わらずまで戻せば、配当落ち分を埋めた格好に。
個別は指数以上に戻った感の銘柄も結構ありますが、
配当・優待取りの関係で
売りニーズが少なかった面もあります。
明日以降は、高い4月のアノマリーと
期末ドレッシング期待とで
堅調推移が大方の見方ですが・・・。
次の変化日は米時間水曜日。東京は30日木曜日。
「駒鳥啼くと胸突き坂を仰ぎけり」 爽青 (2017.03.28)
昭和の風林史(昭和五十年三月二四日掲載分)
小豆は彼岸底 手亡底入れ待ち
小豆は彼岸底を打った。
ただ手亡が底入れするまで小豆だけ鮮烈な上昇は出来ず待ちの姿勢。
「駒鳥啼くと胸突き坂を仰ぎけり 爽青」
小豆相場の20日の朝からいきなりS安の寄りは、
積み重なっていた相場の疲労が
一度にドッと出た格好である。
しかし、そのあとの
強烈な〝たくしあげ〟を見ていると相場は死んでいない。
おりから春の彼岸の中日。昔からよく言う彼岸底を思わせた。
左様。小豆相場は彼岸底入れた。
もとより現在の環境から判断して、この相場が、
鮮烈な上昇を展開することは難しいであろうが、
三月20日に付けた瞬間的な安値を割る事は出来ない。
今後に予想される相場展開は、
やはり先限の七千円中心の動きであろう。
線型は先限(大阪)19日の引け値六千八百八十円までの窓を埋めて、
空間窓を埋めたあと、それからの足取りが
強含みに推移するか弱含みかという急所にさしかかろうとしている。
また、相場の水準を判断するひとつの現象として
期近限月二本の〝その時の下げ方〟である。
先三本の下げと、前二本の下げは、
同じ小豆相場でありながら、まったく違ったものを見せた。
この事は、前二本は小豆の値段として、
まったく下げ余地のない裸値段である事を証明している。
先三本の下げは、人気料がハゲた。
水ぶくれの値段分が消えたと見ればよい。
時間はかかるだろうが、小豆相場に関しては、
その体質は贅肉を削り落とし、筋肉質になった。
積み重なっていた疲労を取りのぞけば、
今までに見られなかった新鮮な相場に生まれ変わるだろう。
充分に期待出来る相場といえる。
では、手亡相場はどうか。
手亡は、小豆とまったく違う動きだ。
戻すことはあっても、それは利食い戻しで、再び売られる。
相場そのものが持つ回復力というものがまだない。
いずれは、この手亡も大底を打つ事であろうが
手亡相場の諸要因が、灰汁(あく)抜けしきれないあいだは、
戻せば売りでよい。
その間、即ち手亡が大底を打つまで、
小豆は、待ちの姿勢と見る。
ひとり小豆だけズンズン行く事はない。
しかし小豆相場は完全な上値指向型だ。
●編集部註
値幅制限の地獄は、味わったものしか判らない。
注文が入る分、サーキットブレーカー方式の方が
まだマシであるといえる。
【昭和五十年三月二二日小豆八月限
大阪一万六六五〇円・四〇円安/
東京一万六七八〇円・一〇円安】